クッソ汚い絵描きのブログ

二次元お絵かきマンのバイクブログです。Ninja250→ZX-25Rくん&FZ6 Fazer S2くんに乗って車載動画やブログ書いてます。

MT-09兄貴試乗&2台目探し

俺に買われたいバイク、至急連絡くれや。

という訳でタマホモニキタヌキ兄貴(ノンケ)で三角形になってバイグッ屋をしゃぶり合って、ついでにYSP仙台で試乗開始したばかりのMT-09に乗ってきたゾ。

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YSP仙台

Y!S!P!仙台でZZR400のタヌキ兄貴と、膝に矢を受けたため自動車でやってきたタマニキに合流。突然黄緑色のバイクで乗り付けて、びっくりさせたる!

所でズィーズィーアールとゼットゼットアールどっちなんすかね?

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最近入荷したばかりのFZ1フェザー兄貴に跨るホモ。

こいつは状態の良い低走行車で乗り出し80万と実に魅力的。FZ1フェザー兄貴は増車候補の一つだが中々跨る機会がなく本日ようやく念願かなって跨ることができたんだけど、両足が浮きました(悲しみ)

シート高815mmだって言ったじゃないか!てめぇの舌は何枚あるんだコノヤロウ!

当職は身長164cmで股下74cm(+コミネブーツで3cmぐらい)で、今まで跨ってきた感じだとだいたいシート高815mmまではギリギリ両足が接地する思っていたのだが、FZ1フェザー兄貴はシートが野獣先輩の枕並みに幅広いためか両足が接地せず浮いてしまう有様。これが1000ccのシート高なのぉ?何だか両足が浮いてるよぉ…

バレリーナでもいいから両足が接地すると言うのが当職のバイク選びにおいて譲れない条件の一つだが、ローダウンは女の子みたいな敗北感があるのでNG。230kgにしては思ったより軽い気がして車体もコンパクト、ギリギリ乗れないこともなさそうだけど…ウーン…駄目だやっぱ!ほぼ同じシート高のninja1000兄貴は両足接地したのに悲しいなぁ…こうしてFZ1兄貴は候補から外れました。

所でフェザーとフェイザーどっちなんすかね?

 

MT-09試乗インプレ

さて次は増車候補その2、MT-09兄貴に試乗だ。

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先週見たYSP仙台のHPにはMT-09の試乗車が有るとは書いておらず嬉しい誤算。近所のバイク屋には走行2千キロ・乗り出し75万のMT-09兄貴が置いてあり、試乗の感触が良ければ決めてしまおうかと思っていたのだが…

 

足回り

MT-09のインプレにはよく「エンジンに対して足回りが貧弱すぎるだろ…」「オフ車みたい」「よく動く割に衝撃でケツが割れる」「コストダウン犠牲者の会」と書かれている。まぁninja250先輩も足回り柔らかいし、ちょっとぐらい変わらへんやろ…と軽く考えていたが実際走ってみて、ninja250と比較し果たしてどうなのか。

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結論から言うと肌に合わなかった(オブラート)

強力なブレーキも相まって、軽いブレーキングでスコンとノーズダイブし、ブレーキリリースすればズイッと跳ね返るようにサスが伸びる。ピッチングモーションも激しく、足回りはシットリとは正反対のフィーリングで、良く言えばやんちゃ坊主、悪く言えば抑えが効かない暴れ馬。

ninja250も足回りスカスカじゃん?と思うかもしれないが、正直に言うとMT-09はninja250よりも大きく動くやわらかサスである。停車中気になって試しに跨ったままフロントブレーキをかけ前後に揺すってみても、明らかにMT-09の方が前後するのだ。

そう言えば以前GSR750兄貴にまたがり同じように前後に揺すってみた所、驚くほどカッチリしていて「これがSSの血を引くバイクの足回りか!」と一人納得した覚えがある。YPSの中の人曰く、このやわらかサスは仕様だそうだが、少なくとも当職が試乗した足回りの感想は「ninja250より前後にボヨンボヨン動いて怖い」だった。

 

スロットル

MT-09の売りであるAモード・STD・Bモードが選べるYCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)。

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今回Aモードは怖いのでBモード・STDモードで走ってみたけれど、確かにBモードはスロットル操作に対しワンテンポ遅れてくるような感じがあり、ワイドオープンしても反応が鈍い気がする。と言うよりスロットルワイヤーの遊びがガバガバになっているようなフィーリングで、バイクがダラダラ動いているような反応になり操作しづらくパっとしない。

一方STDモードはスロットル操作に対しレスポンスが上がりキビキビ吹け上がる。バイクがやる気を出しているような感じがあり個人的にはこっちのほうが好みだ。モードの違いを例えると、この犬みたいな感じだな。

 

メーターとウィンカー

メーターは極端に見づらいということもないけど、やはり全体的に小さくウィンカーインジケーターが分かりづらい。そしてウィンカーとホーンの位置は少々の悪意が混じっている。慣れで解決しそうではあるけど、分厚いウィンターグローブではプピ芋を誘発しかねないスイッチの位置とスイッチの小ささが気になった。

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ポジション

他のレビューでは「上半身はオフ車、下半身はネイキッド」みたいに書かれていたが正にそれ。上半身はninja250より更に起き上がった殿様ポジで楽。しかし下半身は言うほど楽な感じではなく、思いのほかステップが上に有るというか…んにゃぴ、よくわからなかったです。ハンドルを下げればしっくり来るんスかね?

 

エンジン

ああダメダメ速すぎるッピ!

とてもじゃないけど全開には出来ないパワーでこんなん使いきれる気がしない。やっぱり1000ccもいらないな(手のひら返し)STDモードにすればかなり元気良く吹け上がる。少し引っ張ってみると5000回転あたりを越えた頃?から排気音も官能的になり加速感も強烈で楽しかった(こなみ)しかしエンジンが良いだけに本当足回りが残念すぎる。

エキゾーストは他のレビュー通り4発と2発の中間みたいな少々濁りつつもなめらかな音。ただ2発みたいなパルス感や振動はない気がする。

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そういう訳で増車候補から外れた(諸行無常

主な理由はビヨンビヨンするサスで、これを改善するにはオーリンズで+20万!らしく、そこまでやるなら別の車種を買ったほうが安くなりそうだからだ。倒立だしninja250よりはしっかりした足回りだろうと思っていたけど、そんな事はなかったぜ。(追記:と言うかninja250はninja300の車体をボアダウンしたモデルなのでエンジンに対し足や車体が勝っているのは当然なのかもしれない。それに奥で効くスポンジ―なブレーキのお蔭で適当なブレーキングでもノーズダイブし辛いし。)

見た目は好みだし爽快感有る大パワーエンジンに跳ねまわるサスというクッソ強い個性で、乗りこなすことができれば面白そうだなと思った(こなみ)ただ当職はバイク=旅してなんぼと考えているので、旅の相棒はもう少し大人しいバイクにしたい。ある日、枕元にデカマクラの精が現れて「MUR欲しいバイクはこの暴れ馬っすか?」と聞かれても多分ナオキですと答えるだろう。

 

 

FZ6-Sフェザーを見に行く

有力候補ではないけどYPSから近いので見に行く。

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あれ?実物は意外にかっこ良いぞ?

せっかくの大型なんだから角材スイングアームはちょっと…と思ってたけど、後継機XJ6ディバージョンに比べると威圧感の有るぶっとい角材スイングアームが付いており、これはまるで鍛えぬかれた無名のホモビ男優のような質実剛健を感じ思いのほかアリだった。

初代FZ6-Sなので12年落ち・走行2万2千キロと中々走りこまれており、各所にサビやキーシリンダー周りは傷だらけと状態良好とは言いがたいが、それなりに大事に乗られていた個体な気がする。チェーンスプロケはあと5000kmは行けるかな?チェーンのローラーはバッチェ固着していたけど、サイドプレートにサビは無く飛び散ったチェーンルブが山盛りだったので、マメに手入れはされていたようだ。

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YZF-R6のエンジンをデチューンしたエントリーモデルなので各所にコストダウンが見える安っぽいじゃなく実際安い系バイクだが「アルミフレーム」「センターアップマフラー」「14,000回転まで回せます」という安さの中でも光る尖った馬鹿仕様は、例えるなら突き抜けた低予算B級クソ映画みたいで結構好印象。

唯一ABSが付いていない点だけ気になるけど、この時代のABSなら信頼性的に無くてもあんまり変わらないか…?ウーン…これはダークホースだぞ(逡巡)

追記:よしっ(決意)

 

HNDドリ淫夢

そういう訳で候補の一つであるCBR650Fを見に来たのだ。

何か臨時休業中だったけど入り口で立ち尽くしてたら中に入れてもらえました(感激)

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足つきは両足バレリーナだけど何とかなりそう。ポジもninja250先輩とあんまり変わらないのでまぁ普通。

それは良いんだけど、どうも全体的に安っぽい質感が気になるんだよなぁ…安っぽいじゃなく実際安いなら納得もできるけど、現行650ccの中では高い部類に入るのに、塗装・ステップ・ウィンカーやこまごましたパーツの質感から見えるコストダウンが気になる。

と言うか真横に現行VFR800置いてたら比較しちゃうだろ!いい加減にしろ!

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価格帯が違うバイクではあるけど、真横に並べて置かれてたらチラチラ比べちゃうんだよなぁ…VFR800兄貴すっげぇ作りこまれていてしかも上品ですね…メーター周りの質感も工芸品のようで塗装の質感も素晴らしい。片持ちスイングアームは実にセクシー…エロい!

写真写りが悪いけど実物はクッソ美しいバイクは多いがCBR650Fはその逆で、実物を見るとあれぇ?と思ってしまう箇所が多い。具体的に言うとステップ・スイングアームのガバガバ塗装とガバガバ磨き上げ、メタリック感皆無なノッペリしたカウルの塗装。3つ隣に美しい黒のCB1300SBが置いてあるので、ついつい見比べてしまうのも良くなかった。

別にHNDのバイグッが写真詐欺と言う訳ではなく、真横に置いてあるVFR800しかり、高価なバイクはそれだけ良く作ってあるんだけど、こいつに限って言えば「クラスを越えた質感」と言うバイク小僧を引き寄せる要素は感じなかった。良いバイクが欲しけりゃ金を出せと言うのは全く持って正しいので異論は無いが、何かしら尖った性能だとか内に秘めた野獣だとか、当職の様な小僧が引き寄せられる要素が欲しかった(小僧並の感想)

それで結局CBR650Fはウーン…中古のFZ1兄貴とほぼ同じ値段でこれだと流石に考えてしまう。

 

という訳でバイク屋巡りは終わり!解散!当職のバイク屋巡りに付き合ってくれてありがとナス!あっそうだ(唐突)前回作った淫夢くんステッカーはこの2箇所に張りました(ご満悦)

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