BATTLAX HYPERSPORT S21インプレ
納車当日に入れたブリブリブリブリュリュリュリュブツチチブブブチチチチブリヂストォオン!アオン!のBT-023のスリップサインがそろそろ出かかってきた。
前後ともスリップサインまで残り1~2mmぐらいなのでまだ1000kmは持ちそうな気がするけど、タイヤケチって散るのも嫌だし宮城県が30日連続雨を達成しおバイク出来ない今のうちに交換してしまおう。
さて何を入れよう。
今つけているBT-023にこれと言って不満も無く、ナップスに行ったらちょうど前後セット2.9万と安売りされていたし別に同じタイヤでも良いんだけど、せっかくだからちょっとお高いタイヤを体験してみたい。
具体的には評判のいいサーキット寄りの性能を持つブリヂストンS20EVOかS21。安ツーリングタイヤはいいぞおじさん道を進むにしても、お高いタイヤと安いタイヤ両方を知っていれば徳が高くなりそうだしな。
と言う訳でいつものライコでS21を入れてもらおう。
新品タイヤ気持ちいい^~
こちら前後セット工賃込みで5.7万円となっております。ウッ!(心停止)
このタイヤホモビ30分でも足りないんですがそれは大丈夫なんですかね。BT-023が工賃割引込みで前後3.4万だったから、それに比べたら2.3万も割高。わふー!(畏怖)差額でninja250先輩にRX-02前後セット入れておつりがくるじゃねぇか!
お高いタイヤはこれっきりにしよう(戒め)
所でFZ6のチェーン遊びはオフ車並みの4.5~5cm必要なんだけど、チェーンも偏摩耗しているせいで一番緩い箇所に合わせると所々の遊びが3cmぐらいしか取れないらしい。このまま乗り続ける気ならそろそろチェーンとスプロケも何とかしないといかんなぁ(4万コース)もう狂う^~
皮むき
早速皮むきするため近所の峠に向かってみるも
やっぱりな(レ)
観測史上初30日連続雨は伊達ではなくすごくいやらしい路面だよ(ウエット)お山もそうだけどコバルトラインなどの峠も連日の雨で倒木や枝がえらい事になっているらしく、天気が落ち着くまでしばらくは行かない方がよさそう。
仕方ないのでハーフヴォエッ!トの峠で軽く慣らそう。
インプレ
ウーン…うん…?
今まで付けていたBT-023は偏摩耗のせいか、簡単にフルロックターンができるほどものすごい勢いで切れ込み、たまに「そんな曲がらなくていいから(良心)」とハンドルを手で押し戻すことも多いほどだったけど、S21はセルフステアが大人しく微妙な重さを感じながらしっとりと切れ込み、機敏さはあんまり感じない。
ほーん、高いタイヤって言ってもこんなもんなのかな~(油断)と思って徐々に速度行きとバンク角を増やしてみると…
本性現したね。
3桁出しながら曲がれる庭に行って走ってみるとやっぱりそうだ(納得)
BT-023だと低速はオーバーステア気味なのに、速度が上がったりバンク角が増えてくるとコントロール性が低下し途端アンダー気味になって「無理無理曲がれない!」と言い出すタイヤだったけど、S21は今まで辛かった速度やバンク角でも全く不安を感じない。
それどころか、まだまだ速度を上げられる気がする安定感と、速度を乗せたままコーナーに突っ込んでもラインを自由自在に変更できる軽量級みたいな高いコントロール性があり、今まで以上に無理がききそうで実に素晴らしい。
なるほどツーリングとサーキットを両立できるタイヤと言うレビューは真であった。
接地感はBT-023に比べ柔らかい感じではなく、若干ハンドルやケツにごつごつした感触がある。しかしバンクさせるとその硬さは感じられず、別物のようにしっとりしてなおかつベタつかない。サイドのコンパウンドが柔らかいんだろうか。
グリップ力が上がったからか、またはチェーンの張りをきつめにしたせいか、フルバンクからのガバ空けや立ち上がりの加速がよりやりやすくなった気がする。FZ6はFIにクセがあり、6000回転からのスロットルのガク付きが強く、回転数管理や開け方に相当気を使う必要があったんだけど、S21に交換してみるとバンク中適当に開けても怖い感じが無い。
湿った路面ではよく分からんので、これは路面が回復した日に走りこんでみる必要があるな。
まぁBT-023とかツーリングタイヤでも必要十分な性能がある事もわかったので、S21は庭で盛ったりサーキットで遊んだりしないあへあへツーリングおじさんにはオーバースペックなタイヤなんだけど、安タイヤでは滑ってしまうような状況でも踏ん張ってくれたりとかライダーのガバガバ操作や無理無茶を受け止めてくれるバブみがあるので、金が余っているなら入れてみる価値はありそうだ。
追記:セカンドインプレ
新しい日帰りホムセン箱を作る
前回の記事でコメリ限定のワンタッチ工具箱、通称コメリ箱を積むという話をしたけど工事…完了です…
横幅がRVBOX600を一回り小さくしたぐらい有るため、横積みではなく縦積み。
積載用のアイボルトはとりあえず適当な位置に取り付けて4点式にしてみたけど、思ったよりライダー側にズレてケツに当たるため、6点式か前ズレ防止バンドでも取り付ける必要がある。容量20Lは有りそうだし思いのほか重たいしで、念のためキャンツー用ホムセン箱と同じ6点式に変更しよう。
ホムセン箱学会による固定方法の解説はこちら。
収納力はこんな感じで、定番のBL-13に比べ気持ち入るかなと言ったところ。
合羽、一眼、クリアシールド、他小さめのバーナーとクッカーぐらいなら入りそう。BL-13とRVBOX400の中間みたいな性能だ。ちなみに緑色の場所はTDN装飾用ステンレスプレートで普通に取り外せる。好きなカッティングシートを貼って色を自由に変える事が出来るのでみんなも緑色に染めてみよう!おい染めろ(豹変)
欠点
見た目、強度、それぞれ中々優秀な箱なんだけど、残念ながらか欠点がある。
ひとつは開閉バックルの機構の隙間から水が入ってくること。
蓋の上に水が溜まりやすい形状なうえに開閉バックルの構造上、ボンドを注入したりして穴をふさぐ事が出来ないため、晴れ男なのに何故か頻繁に雨に降られる当職として非防水なのは少々厄介。
二つ目は蓋がロックされているかどうか一見してわからないこと。
コメリ箱はバックルの位置がオープンとクローズで変化がないため、蓋をキチンと締めたか上から見るだけでは分かりづらい。そのため走り出す前に蓋をぶっ叩いて確認しないといけないんだけどDC-10の血でも引いているのかこいつは。
などと少々欠点は有るものの、見た目や形状が好みなだけに改良して運用したいナリ…そうだ、先生に言って改造するナリ!
コメリ箱改造ショー
改造個所は大きく分けて2つ。
箱の開閉状態確認はどうしようもないので、一つ目は雨水が入ってくる開閉バックルに蓋をすること。二つ目は開閉バックルに蓋をしても箱を開く事が出来るようにする事。
当初の構想ではマグネットシートとステンレスボードを使って開閉バックルの上にパカパカ開く雨よけの蓋を設置しようかと考えたけど、ホムセンに打っているマグネットシートはどれもこれも室内用のため吸着力が弱く、風圧でぶっ飛んでいくことが想像できたので却下。同じように蝶番を使って雨よけを作ろうかとも考えたけど、どうしても隙間が出来そうだし微妙。
と言う訳でホムセンで買ってきたのはL時金具と ひ ろ が る アクリル板。
ひ ろ が る ア ク リ ル
こいつで水が入りそうな場所を塞いじゃえば良いわけだ。
塞いでしまうと開閉できなくなってしまうけど、そこは上手いことステーが入りそうな隙間を開けて、開閉バックルにボルトとステーをぶっ刺し延長取っ手を作る(名案)
買ってきたL字金具は27x56x16mmと27x116x16mmのM6ボルト用、それに余ってた適当なステーをぶち込んだものなんだけど、116mmのステーは少し長かったかもしれないな。
ダッサ(素)
最近服装や装飾品の極悪なチョイスからセンスが小学生疑惑が持ち上がっている当職でも、さすがにこれはダサいということは分かる。
ちょっとamazon失敗箱から装飾できそうなものを探してこよう。
できた(超展開)
以前緑色に釣られてポチったクソゴミ中華グリップを再利用してみたゾ。
この中華グリップは100円オナホ並みにペラいグリップ部分と、なぜかそのグリップにねじ止めされているバーエンド部分という実用性は一切なく、飾っておくと綺麗なTDNオブジェで、結局使わずamazon失敗箱に突っ込んでおいた物だ。まさかコメリ箱の改造に使う日が来ようとは…
(ご満悦)
こんな事もあろうかと捨てずにとっておいてよかったーって思うわけ。やっぱり断捨離って糞だわ。アクリル板にカーボンカッティングシートを貼り付ければ普通にかっこいいし純正みたいだと思う(独特の感性)
延長グリップを使った蓋の開閉も問題なく雨水の侵入もよっぽどの土砂降りでない限り防げるだろう。