追記:2020年にもう一度車検に行った完全版はこちら
バイク車検っていうんですか?
いろんな車検があるらしくて
アレなんですけど…
(ディーラーに)見積もり出されて…
最初はめちゃくちゃ高くって、
えぇ(最低6万円から)と思って
ユーザー車検行ったんですけど(腹いせ)
(やり方がよく)わかんなくて(池沼)
えぇ(救世主登場)と思って
(ユーザー車検の手順をネットに)バラしたんですけど
(ディーラーの提案蹴ったのは)一回だけ
ですけどね(照れ)
という訳でフェザーS2くん車検満了日と言うことでユーザー車検行ってきたゾ。
行ってきたは良いんだけど、手順がよくわからず車検場で池沼顔してたら、偶然にも居合わせた顔見知りのバイク屋の整備士のおにいたま(救世主)に手取り足取り色々教えてもらって(意味深)何とかユーザー車検を完遂出来たので、次回までやり方を忘れないようスローロリスでも分かる!バイクユーザー車検図解付きとしてしっかり手順書いたるからな?(ディーラーへの宣戦布告)喜ぶんやど。
(※この記事は国土交通省東北運輸局宮城運輸支局で2018年2月ごろ行ったユーザー車検なので、数年後にこの記事を見た時は手順が変わってるかも)
事前に用意する書類と予約
まずは車検を予約しよう。
ユーザー車検を受けるには事前予約が必須で飛び込み車検はNG。国土交通省のHPに
検査予約システム-予約トップ←サイト移転今は使用できない
トップページ|自動車検査インターネット予約システム←新予約サイト
というページが有り、まずはそこでアカウントを作ってから予約だ。ニコニコ動画のプレミアム登録解除するより簡単なのでパパっと取得しよう。
さて、ユーザー登録が完了したら予約だ。
予約で必要なのは名前・住所・連絡先、そしてバイクの「車台番号」車台番号とはバイクのフレームに書かれてある番号で、車検証にも書いてあるので確認してみよう。
あと用意するのは
- 今までの車検証
- 今までの自賠責保険証
- 納税証明書(4月に払った奴。紛失したら役所に行って再発行)
- 金!(2.3万円ぐらい)
- 点検整備記録簿(1年点検・2年点検でもらえる紙。なお点検を受けておらず当日に用意できなくてもしっかり整備されていれば車検には通るので必須ではない)
金は自賠責の更新と印紙代および手数料で2万ぐらい使い、光軸調整(予備検査)を請け負っている整備工場で事前に光軸を調整してもらうには平均1000~2000円ぐらい掛かるっぽい。
車検に向けての整備
ユーザー車検を受けて分かったのはバイク車検って思いのほかガバだった事。
例えばブレーキパッドを外して残量を厳密に検測したり、タンク外してプラグの状態見たり…など細かい検査は無く、見える範囲・触れる範囲を確認するだけのガバガバ検査で、バイクを完璧に仕上げる必要はなく、最低限検査員が見るであろう場所の整備さえ行っていれば普通に通るっぽい。
とりあえず検査員が見ていた場所は、1年・2年点検でもらえる点検整備記録簿にある項目なので、ここさえ抑えておけば車検に通るはず。と言ってもウィンカーもげたままとかミラー割れたままとか、何かオイル漏れてるとかの故障・破損は一発アウト。車検の前にバイク屋にお願いしてヤバそうな場所を一通り整備してもらうか、自分でサービスマニュアル片手に整備するのは必須となる。
あとは光軸だ。
光軸は必ずズレるものだそうでフェザーS2くんも普通にズレていた。これを自力で修正するのは難しいため、当職はオーケイヨビケンと言う場所で予め修正をお願いしたゾ。
南海部品仙台の近くで光軸修正バイク1台800円となっております。お買い得です。
以上。ユーザー車検となれば出来る限り安く車検を通したいのは山々。しかしきちんと整備しておかなければ、そもそも車検に通らず時間と金を無駄にする羽目になるので点検整備記録簿の項目だけでもチェックし不合格にならないようメンテしておこう。
当日車検場での動き方
必要な整備が終わり書類も用意でき予約も出来たらユーザー車検だ。
宮城県の車検場はこ↑こ↓
今回は宮城県にある車検場「国土交通省東北運輸局宮城運輸支局」の航空写真を元に、当日どこへ行けば良いのか、どう動けば良いのかのチャートを書いてみたゾ。なお今回構造変更の申請は行っておらず、純正のまま普通に車検に通すことを前提にしているのであしからず。
バイクユーザー車検の手順早見表(画像版)
バイクユーザー車検の手順文字起こし
- 入り口から駐車場へ入りバイクを停める
- ”自賠責更新”する所に行き自賠責を更新する(すでに更新済みなら不要)
- ”受付&車検証更新する所”へ行き受付で申請書をもらい記入(初ユーザー車検ですと言えば書き方を教えてくれる)印紙も買って書き終わったら受付に提出する。↓に図解有るのでそちらを参照。
- ↑で書いた書類と車検証を持ってバイクに戻る
- バイクに乗り2輪待機レーンへ移動し検査を受ける
☆手順
・排ガス検査に向けて暖気しておく。
・バイクの寸法→ハンドルロック→ライト(他走行距離など)→ウィンカー→クラクション→ブレーキ→音量→検査員による各部のチェックを受ける
・前進し排ガス検査の棒をマフラーにつっこむ(セルフ)
以下機械による自動検査。
・まず車速検知するタイヤ(前後)とヘッドライトの2灯/1灯を選択(※2眼ライトでもロービーム片目点灯タイプは1灯扱い。ここ引っ掛け)
・検査票を”入口にある判子押す機械”に突っ込みハンコを貰う
・乗車しエンジンをかけ機械に入る
・モニターに従い車速・ブレーキ・光軸の検査
・終わったら前進し”出口にある判子押す機械”に書類を入れハンコ貰う - 検査が合格だったらバイクを駐車場に停める(不合格でも邪魔なので駐車場に停める)
- ”合格判定貰う所”へ⑤で判子押す機械に突っ込んだ書類を提出する
- ”受付&車検証更新する所”へ行き書類を全部提出。
しばらくすると名前が呼ばれ新しい車検証と車検シールが発行されるので受け取ったらナンバープレートに貼り付ける
☆ユーザー車検完了☆
どうだい?簡単だったろう?
検査する機械の中身や受付の場所などの図解を下の方に書き出すので、そっちを見てイメージトレーニングでもして欲しい。
以下図解
受付&車検証更新する所(東北運輸局宮城運輸支局庁舎)の図解
ユーザー車検で利用する場所は「ユーザー車検受付」「印紙買う所」「合格した後書類置く所」の3箇所。
まずユーザー車検では最初に、入り口から一番近い場所にある「ユーザー車検受付」と書いてある確か6番窓口へ行き整理券を取る。番号を呼ばれたらカウンターに行き、ユーザー車検希望であること、初めてなのでんにゃぴよくわからないです…と伝え書類をもらい手順を教えてもらう。
書類をもらったら印紙買う所で印紙を買って(必要な印紙の金額は教えてもらえる)必要事項を記入し、もう一度受付に提出し判子を貰えば完了。なお書き方がわからない場合や書き損じてしまった場合でも、受付で訂正してもらえるので素直に言おう。
後は車検に合格して書類を提出する際は「合格した後書類置く所」確か4番窓口付近だったか、その辺に有るトレイに書類を入れよう。よく分からなければ受付の人に聞くのが一番!
自動検査機械の中身
物々しい機械にバイクがぶち込まれガタガタ揺れる。ライダー陵辱だぜ!!
さてバイク車検場にある自動検査器械(命名)の中身はこんな感じ。タクヤゎ狭いしなんか揺れるしで最初はビビるけど、基本的にエンジンを掛け跨ったまま侵入しモニターの案内に従っていれば簡単だった。
最初に排ガス検査する機械をマフラーの中に突うずるっ込み、終わったら1灯/2灯・車速センサーのボタンを押して判子入れる機会に検査表(書類)を入れる。そしたらバイクにまたがりエンジンを掛け検査器械に入り、後はモニターが「ブレーキをかけろ」「前進せよ」「ハイビームを点灯せよ」「40km担ったら青いスイッチを踏め(どれでもいい)」など指示を飛ばすので従うだけ。
すべて完了し合格だったら前進し機械から出て、出口に有る判子押す機械に検査表入れて終わり!
↓ここが2輪検査レーンと2輪待機レーンで建物の中に自動検査器械がある。
合格判定貰う所の図解
こんな感じ。
案内も指示も何もなく非っっっ常に分かりづらいが、二輪検査レーンの機械から出て右手にある事務所みたいな小さな建物がそれ。多分4輪の検査員の人が2輪もついでにやってるみたいな感じなんだろう。車検に合格したらそこに行って判子をもらう。
↓この事務所っぽいのがそれ。
という訳でユーザー車検はこんな感じで行い手順自体は覚えてしまえば簡単だった。
しかしフェザーくんをおりこうさんモードにする面倒臭さや、毎週毎週金を溶かし時間を掛けて車検整備をする手間を考えると、バイクいじりが趣味で気軽に整備できてしまうガチマン兄貴なら兎も角、特に拘りがなければ金に物言わせてバイク屋に丸投げする正義のライダーになったほうが楽だなと思った(こなみ)