最近ノーマルマフラーから交換したい欲求が沸き上がってきており、特に我慢する必要もないため
* + 巛 ヽ 〒 ! + 。 + 。 * 。 + 。 | | * + / / ヨシムラR-77Sサイクロンイヤッッホォォォオオォオウ! ∧_∧ / / (´∀` / / + 。 + 。 * 。 ,- f / ュヘ | * + 。 + 。 + 〈_} ) | / ! + 。 + + * ./ ,ヘ | ガタン ||| j / | | ||| ――――――――――――
所でマフラー交換と言えばクッソ喧しい 珍走を想像するだろうが、実は平成22年頃からお上は社外マフラーの騒音基準を作って検査・認定を行っている。そして基準を満たしたマフラーに対し「JMCA認証」のプレートを取り付け、だいじょうぶ!政府認証だよ!とお墨付きで公道走行を許可しているのだ。
そして今回私がIYHした物が、JMCA認証マフラーであるヨシムラのR-77Sサイクロン だ。違法爆音マフラーと違い、これは大型バイクの純正マフラーとだいたい同じぐらい。
(そんなに煩く)ないです。
ちな今回は走行中の排気音も撮ってきたゾ。クッソ汚い音質で恥ずかしくないの?
外観
車体が汚すぎる
最近は雪や雨やで路面がまず乾燥せず洗車する暇がなかったんで許してください何でもしますから!それはさておき見た目は何だかイカツイ感じになった。ノーマルはいかにも優等生っぽい感じだったが、黒光りする太くてでかいもの♂がやたら目立ち筋肉質になってつよそう。
写真でもわかる通り貧弱なエンドパイプを覆って取り付けるのもありがたいが、エンドパイプを覆うため、ガスケットをガスケット止めより更に奥に押し込む事になる。そのため市販品のガスケットは入って行かず使用できない様だ。
ちなみにこれは一番安いステンレス+カーボンエンド。
あと数千円出せばメタルマジックやチタンも買えるんだが、正直チタンは自転車パーツに使用した経験からどうしても信用できず、またエッチングと塗装が行われているメタルマジックも、傷が入ったら残念なことになりそうなのでステンにした。
見た目は美しいんだけどチタンはクロモリよりポキポキ折れるわ割れるわというイメージしか無く、万が一コケて破損した時のことを考えると修復が容易なステン不可避。ピカールで磨いて綺麗に出来るしな。
追記:1年使って劣化した部分
カーボンエンドの部分がお疲れカーボンになってきた。
お疲れカーボンとは、カーボンのクリア塗装が太陽光の紫外線で傷んで白っぽくなり光沢が消える現象。
↓一年後
↓新品当時
バイクカバーをかけてはいたが、日中頻繁に走り回っている事もあってかカーボン部分は塗装の痛みが何気に速いですね...お疲れカーボンと化した塗装を復活させるケミカルも有るけど、手入れが面倒な人はエンド部分が金属になっているマフラーを選ぶといいかも。
ステンレス部分は雑に洗車してもやはり頑丈で、細かい傷はあれどほぼ購入当時のままぐらいにピッカピカ。
ただエキパイ付近のパーツは焼けてきてブロンズ風になった。これはこれで味があり気に入っているので、今のところは磨く予定なし。
排気音の音量は特に変わってないように思うけど、特に計測したわけではないので参考までに。
排気音
詳しくは上の動画を聞いて判断して、どうぞ。
ミヤモト・マサシのコトワザにも百聞は一件に如かずと書かれているし色々書いても何だけど、常用回転数であれば純正より若干低音が増えたというレベルで爆音ではない。やっぱ流石…政府認証マフラーやな!
と言うか信号待ちで爆音大型兄貴やハレ珍、マフラーに穴が開いた原付兄貴が周囲に来ると、余裕でかき消される音量だ。
擬音にすると
アイドリング:パタパタパタ→ボボボボボ
発進:キュルルーンルルルルイイ→ドゥルルーンブイイイイイイ
レッドゾーンまで加速:ピュイイイイアアアアアアアア!!→ドゥルイイイイイイイイイイイイイイ!!
アイドリングの音量だが、暖気後のR-77Sは純正マフラーで3000rpmぐらいの音量は有ると感じた。なので深夜~早朝の住宅街での暖機は止めよう、いいね?
巡航中の5000~6000rpmだと、ちょっと低音が多く聞こえる程度で一番心地良い音。レッドゾーンまで回すと気合が入った音に聞こえるが、純正に有ったピュルイイイ!と言う高音が減ったためか爽快感が下がってしまった。
今まではエンジン音が目立っていた感じだけど、交換後は排気音の低音がよく聞こえる感じになった。なおいくら政府認証マフラーと言ってもレッドゾーン13000rpmまでブン回すと右耳だけ煩い。まあそこまで回せば純正マフラーでも相当煩いけどな。
軽量化とか性能upとか
プラシーボ効果で俺氏、はしゃぐ。
何だか速くなった気がするような、レスポンスが良くなったような気がするような、まあスリッポンですし冷静に考えれば体感できるような性能上昇は無いんじゃないかな。取り回しも変わらない感じで、まあ手を加えてはしゃいで乗るのが楽しくなれば、性能うpなんていいじゃんアゼルバイジャン。
取り付け難易度
車載工具とトルクレンチで作業時間1時間余裕でした。
専用のガスケットは付いており多分車載工具だけで交換できる超お手軽、ポン付けするだけならベイビー・サブミッション。
欠点
・アフターファイアが出る。
これは結構やかましく、対策として他のブログで紹介されていたエアクリーナーを社外品(K&N(ケーアンドエヌ) リプレイスメントフィルター )に交換することでだいぶマシになった。
主にシフトダウンの時に回転数を合わせると、ポポポッポッチャマと後方で弾ける音がする。回転数を上げていればパッパパパッ-!と結構大きな音が出るから注意。
スリッポンでしかも他に何一つ調整していなければアフターファイアは仕方がない様だけど、住宅街では気を使って走ったほうが良さそうだ。
追記:スロットルをほんの数ミリ、僅かに開けて加速しようとするとアフターファイアが頻発する気がする。
信号に引っかかりエンブレで減速していると、「これ停止位置前過ぎるかもわかんねえな…」と言うシーンが有るだろう。そんな時にちょっとアクセルを開けるとアフターファイアが煩い。
・何だかんだで純正より音量は上がる
夜中に発進や帰宅の際は手で押して歩き離れた場所で行い、エンジン始動後は速やかに発進したい。幸い軽い部類に入るninja先輩なので、ちょっとでもいいから周囲に気を使おう(戒め)
・純正マフラーが結構いい音だった
マフラーを交換して思ったが、純正マフラーはかなり快適で心地良い音だった。喧しくなくのんびり走るには最適、アフターファイアも出ずアイドリングは恐ろしく静か。しかし回せばそれなりに気合の入った音が出る。
見た目も主張し過ぎずシンプルで…やっぱり純正って凄いわ。
・バッフルを抜いてはいけない(戒め)
JMCAマフラーはバッフルを固定しているボルトを溶接してあり、溶接を破壊して抜いてはいけない決まりが有る。
と言うのは、政府認証マフラーの条件として「バッフル必須」「バッフルを固定するネジは溶接、またはリベット固定必須」が有る。バッフル外すとJMCAは取り消され違法改造車になります(小声)
まあ車検の無いニーハンではあるけれど、バッフル外したり溶接されたボルトを壊した状態だと、せっかくの政府認証JMCAというお墨付きを自ら投げ捨てる訳だし多少はね?
じゃけんせっかく胸を張って言える認証マフラーなのだから、お行儀よくバッフルはそのままに使いましょうね~