ninja先輩メンテ
さて宮城もガチ雪の季節になってきた。
最高気温0度も普通に出てきたので、次のシーズンに向け今のうちに各部のメンテや消耗品の交換を行ってしまおう。まずはninja先輩のフロントタイヤを交換だ。センターはしばらく持ちそうだったけどサイドのスリップサインが出ていたので、いつものRX-02とかいうコスパ神タイヤに交換。
ツーリングもお山遊びも程ほどにこなしてライフもそこそこなのが気持ちいい!
でも今回は6500kmしか持たなかったねんな。最大で9000km持ったこともあるけど、ここ1年は高速使うようなロンツーは楽なフェザーくんに任せてしまい、あまりツーリングに行かず山遊びをしていたせいだろうか。ちなみに見た目や走り心地はこのRX-02より、140サイズのくせして幅が149mmも有るふとまらくんことBT-39の方が見た目的に優秀なんだけど、あれはリアが8000kmぐらいで終了するとかいうクソザコライフだったのでもう付けません(鋼の意思)
ブレーキパッド交換
次に残り2mmまで減っていたブレーキパッドを交換。
ブレーキキャリパーを外す際は、まずキャリパーにあるヘキサゴンのイモネジ2本を緩めてから、フォークの六角形ボルト2本を外すという順番で取らないと、ヘキサゴン芋が焼き付いているのかと思うほどクッソ固いので難儀する。
詳しい外し方はhttp://kogin.main.jp/ninja250/brake-pad.htmlを見るとわかりやすい。
きたねぇキャリパーだなぁ…
前に交換したのは2年前の冬、だいたい27,000km前で、その間一度も清掃していなかったせいで何だか錆が出ているよぉ…
よしっ(適当)
とりあえずシリコングリスを垂らしながらピストンを掃除してある程度は綺麗になったけど、何だか点サビみたいなものが出てるんですがそれは大丈夫なんですかね?気になるので磨きたい気はするけど、そろそろODO5万キロなのでキャリパーOHしたい気もするし、どうせ部品豊富で片押し2POTとかいうクソ安キャリパーだからピストンごと交換しても痛くないし、クゥーン…
とりあえず今回はこのままピストン押し込んで終わり!
さて本日交換するパッドはRKっ!
今までデイトナのゴールデンパッドを使っていたけど、ナップスゥー…に行ったら初売りセールか何かでRKのシンタードパッド(838MA-X)が値引きされ3300円になっており、セミメタルのゴールデンパッドや赤パッドとほぼ同額だったので買ってみる。
ブレーキパッドは大きく分けて「シンタード(メタル)>セミメタル>レジン」の3種類あり、シンタード(メタル)は名前通り金属で出来たパッドで、レジンは樹脂、セミメタルはレジンとメタルを半々にブレンドされ、それぞれ特徴が異なる。
効きに関しちゃレジンがザコでシンタード最強なの?と言うとそういう訳ではなく、まずシンタードは雨に強くレジンは雨に弱い。次に使用温度が異なり、シンタードはブレーキが冷えてる町乗りツーリングだとクソザコだけど、サーキット遊びなどで高温になると制動力が上がり、また発火するぐらいアツアツになっても安定している。
逆にレジンは町乗りツーリングなど冷えていても制動力を発揮するが、ガンガン攻めて高温になるとクソザコになってしまう。この2つの良いとこ取りしたのがセミメタルパッドと言う訳だ。
何だかそう聞くとセミメタルとかシンタード最強に思えてしまうかもしれないが、実は最大の欠点があり、メタルと名前が付くパッド、特にシンタード(メタル)はガンギマリサーキットOYJが攻めまくって高温で使用することを前提に作られているため、町乗りとかで低温になっていると本領発揮できずブレーキディスクローターをガリガリ削ってしまうのだ。
一応高温になればディスクローターへの攻撃性が緩やかになるという特性もあるけど、低温なら文字通り金属で出来ているパッドで情け無用にローターを削るぞ。まぁ重たいクソデカバイクなら町乗りでもブレーキがアツアツになりそうなので使っても問題なさそうだけど、低排気量の軽いバイクでのんびり走っているライダーとは非常に相性が悪く、ninja250の純正フロントブレーキディスクローターですら一枚3万円ぐらいと地味に高いので、あへあへ長距離250ccおじさんがシンタードパットを使うというのは相当な池沼である。
じゃあ特別なシンタードパッド入れやるか!(大池沼)
あっそうだ、パッド交換が済んだらブレーキレバーを数回ニギニギしてピストンを出さないと、ブレーキが全く利かず黒塗りの高級車に追突するので気を付けよう!
そんでタイヤの皮むきついでに庭で急制動を試す。ディスクローターを、びっくりさせたる!(豹変)
まずうちさぁ、シンタードパッドあんだけど…ローター焼いてかない?
ブレーキ周りがジュージューになるぐらい急制動を試したら後藤さん良い色してますよねぇ~?ブレーキパッドにはディスクローターを削らないよう保護膜を生成する成分が含まれているそうで、レジン・セミメタルなら比較的低温でも保護膜をブッチッパするが、シンタードは高温にする必要があるためサルゥみたいに庭で全力加速減速を繰り返したらいい焼き色が付いてきた。
果たしてディスクローターくんはメタルパッドに耐えられるのでしょうか。それでは、ご覧下さい。
制動力は…んまぁ、そう、よく分かんなかったです。
デイトナゴールデンパッドからの交換だからなのか、特別何か変わった感じはせず、何となく普段より効くような変わらないような…ウン。まぁパッド変えただけで突然Wディスク対向4POT並みの制動力になるわけでもないし、いつも通りだなと思った(こなみ)
ちなみにパッドの面取りは行っておらず、シリコングリスを軽く塗っただけだけど、鳴きは発生しなかった。ピストンの点サビもこれと言って悪さをしてはいない様だけど、6万キロを目安にメンテを考えておこう。
宮城県冬のツーリングスポット
当職が良くイクッ冬場のツーリングルート紹介。山沿いは怖いので基本的に近寄らないので、コバルトライン以外面白い道は無いけど、走れる事は走れるので気晴らしに良いゾ(雪が降らないとは言っていない)