エネマグラは医療用器具定期。
と言う訳で、岩手県にあるエネマグラキャンプ場もといタイマグラキャンプ場まで、名前を呼んではいけないあの人とキャンツーしに行ってきたゾ。なお現在はエネマグラ=日本のライセンス生産品みたいな扱いで、本家本元エネマグラはアネロスと改名し販売されている。
エネマグラと言っても通じない場合が有るので気を付けようね!ケツだけに。
三陸道
国道4号や東北道は混むので三陸道から北上開始。
クッソ快晴すぎて草。
大勝利すぎて予定よりもだいぶ早く着きそう。
世界のトオノ市
「とおの」の壁文字すこ
北上を続けて岩手県のトオノ市まで到着。遠野物語とか東方でも名前が出てくる有名な妖怪の伝承が多い場所なんだけども何一つ観光せずキャンプ場へ向かおう(ツーリングあるある)観光なんて必要ねぇんだよ!
道の駅トオノ風の丘の下で「ひっつみ」というすいとんみたいな鍋を食う。どちらかと言うと宮城の郷土料理、はっと汁みたいに薄く伸ばしたうどんみたいな料理だった。
と言うか完全にはっと汁なんじゃないですかね(看破)
タイマグラへ
何でもタイマグラキャンプ場に続く岩手県道25号線はそこそこのヤベー険道らしく、また最寄りの買い出しポイントまで35km、最寄りの温泉まで50kmとかなりの山奥にあるらしい。
事前に買い出しも済ませ覚悟決めろ。
荒川高原牧場
ここが険道なのぉ?なんだか快走路だよぉ…
多少砂が浮いて道は汚いものの、4輪でもすれ違える程度の道幅は十分にあり景観も良く中々の快走路(余裕)ああやだ普通に気持ちいい…(バイパス気分)
タイマグラキャンプ場
管理棟はどこ?ここ?
ここ?
管理棟を指さす先輩
キャンプサイト横の小さな管理棟と奥にクソデカ管理棟が有り、どうやら本来はデカい方で手続するようだが改装中なためか無人の模様。こっからどうするよ(無計画)
ちんぽみてぇな形した石だけど弁慶の手形とかいう場所らしい(曖昧)そう…(無関心)
と言う訳で小さい方の管理棟に来るもこっちも無人。あれぇ?
不在の時はかけてと言う電話番号にかけても繋がらず、備え付けの公衆電話も使用不能になっており、どうやら募金箱みたいな箱の中に料金と申請書を入れて行けと言う状態みたいだ。まぁ土日祝ならともかく平日では管理人も常駐していないか。仕方ないね(レ)
と思ったら普通に管理人のおばちゃんが巡回にやってきた。
やっぱり常駐はしていないそうで、管理棟に誰も居ない時は箱に料金と申請書を入れてくれとの事だった。
所でタイマグラは限界集落から持ち直したという歴史が映画化され、当時タイマグラ集落最後の2人だったマサヨおねえたまが主演された「タイマグラばあちゃん」という映画がある。
主演のマサヨおねえたまは2001年に亡くなっているのだが、名前を呼んではいけない人が3年前にタイマグラキャンプ場へ来たことが有り、その時受付に居たのは今日巡回していたおばちゃんではなくマサヨさんだったと言うんですがそれは(ホラー淫夢)
中々ええやん。
いい感じの芝生っぽいサイトで真横に川。ロケーションも良く乗り入れもOKでいい感じのキャンプ場。ただ川の音が少々うるさく、また芝生は濡れると良く滑るため、雨の日は乗り入れず川から離れた場所に設営した方が良さそう。
ヌゥン!ヘッ!ヘッ!(蚊)
ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!! (蚊) ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!(蚊) フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!! フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(蚊) (蚊) (蚊)
たすけてー!集団吸血蚊に襲われてまーす!
辺り一帯の制空権を蚊に奪われており虫よけスプレーは必須。虫よけが塗られていない隙間を狙って吸血しに来る気合の入った蚊なので、蚊取り線香も10本ぐらい焚いた方がいいぐらいだ。
タイマグラキャンプ場インプレ
- 利用料510円(常設テントは別料金)
- バイク1時間に温泉有り
- 買い出しまで片道35km
- 洗い場あり、トイレは綺麗なボットン
- 川が有り渓流釣りできるっぽい。ただし水の音が煩い。
- バイク乗り入れ可
- 芝生なのでペグは打ちやすい
- 虫は結構多い
ちなみに「タイマグラ」とはアイヌ語で「森の奥へと続く道」と言う意味だそうだ。
もしかしてエネマグラの語源は「ケツの奥へと続く道」なのか?と思うかもしれないが、実際は浣腸の英語読み「enema」+勃起治療薬「カマグラ」から取った完全な造語なので検索汚染は止めよう。
晩飯
本日は海鮮系で攻めようとホヤとホタテ、どんこの煮た奴を作ろう(適当)
ホヤは初体験だそうで丸々全部食わせちゃる(問答無用)なお塩ゆでにして食わせたら磯臭く不味かった模様。酒で臭い消さずに美味しく食えるわけないだろ!いい加減にしろ!
うん、おいしい!
味付けを思いきり濃くすればホヤの生臭さも抑えられだいぶマシになったようで全部食わせました(半笑い)ボクは食いません(揺るがぬ意思)
発光する水ボトルくん。
しかしランタン持ってくるよりヘッドライト一つ持ってきて、キャンプ場では即席ランタンで辺りを照らした方が効率良い気がするので、最近はヘッ電のみ装備に入れている。と言うか数人でキャンプする場合だとほぼ全員がランタンを持ってきておりイカ釣り漁船化するので実際不要なのだ。
つぎのひ
ガスってんなぁオイ
前の日寒暖差が激しかったせいか、露がガッツリ降りてきてもう辺り一面露まみれや。
テント乾くまで待とうかと思ったけど、本日は盛岡行って朝風呂割引のお店(健全な方)でさっぱりしたいからキャンセルだ!6時に出発すべくパパっと朝飯を食おう。
タープも持ってきてないから撤収が早くて楽なんだよなぁ
今回は他に3組ぐらいキャンパーが居たけど、マナーも非常によく快適だった。びっくりするほど山奥で交通の便も悪くクマも出るためか、分かってる人しか来ない様な感じがある。
岩手県道25号線
ヤベーと事前に聞いていたタイマグラキャンプ場への道は、山沿いから太平洋まで貫通している県道25号線になるんだけど、来た時は東から侵入したため快走路だった可能性が微粒子レベルで存在している…?
と言う訳で帰りは道が悪いであろう西の方に向けて向けて走ってみよう(林道ヤクザ)オラわくわくすっぞ
そこそこですね(クソ道)
少々道が狭いけど言うほどでもなく、宮城が誇る3桁酷道の笹谷峠に比べたら普通に綺麗な快走路でしょ(酷道イキリマン)
そんなこんなでお太い国道まで抜けたら、名前を呼んではいけない人はこのまま北海道へ旅立つそうなので流れ解散!じゃあ俺、盛岡行って他のホモとじゃじゃ麺食ってくるから…
やっぱり田舎道の国道は事実上のアウトバーンやなって
それはそれとして給油の後に合流したら早速じゃじゃ麺を食いに行こう。
道の駅紫波
おまたせ!
やっぱり盛岡冷麺よりじゃじゃ麺の方が美味しいと思う(戦争)
道の駅石鳥谷「酒匠館」
続いて酒粕ソフトが美味しいとの事で酒カスしにやってきた。
普通においしいけど、おいしい。
多分焼酎や日本酒大好き酒カスおじさんは好きな味だと思う。当職は酒を飲まないのであんまりわからないけど、甘酒風味のバニラソフトみたいだなと思った(グルメリポーター並みの感想)
遠野のずんだ(ミーム汚染)
おっやべぇ、ずんだサイダーの評価を相対的に上げた悪名高きずんだクリームソーダの親玉じゃん。まるで遠野市でもずんだが名産品みたいな歴史改変やめろ。
胆沢ダム
ダムみたいですね(冷静)
なんかおっきい(クソデカダム)
東北のダムシリーズの中で言っても規模・景観・周囲の道全てが良くておっぱいも感じるよ?
このダムから厳美渓方面に抜ける良い道があるみたいなので走り出す。
知らなかったそんな道…(地元民の屑)
栗駒焼石ほっとラインと言う場所の様で、胆沢ダムの国道397から途中横道にそれるとこの道が現れる。地図上では生活道路並みに細い様だけど道も広くて快適。
栗駒山 須川高原温泉
栗駒山を登り、いわかがみ平の裏手にある須川高原温泉までやってきた。
15時過ぎ、山沿いに来ても変わらずの青空。今日も一日大勝利してしまったか…敗北を知りたい。
ちなみにここの無料足湯は推定45度以上と、意気揚々とやってきた観光客を気軽に茹で上げるレベルに熱いので、覚悟決めないうちは入ってはいけない(戒め)
チンマウントカメラだとよ、こういう絵も撮れるからおもしれぇよなぁ!
栗駒山で涼みつつ宮城へ向けて下る。
最後にクソーフトクリームを食って終わり!
今回の燃費は602km走って32km/L…普通だな!