テールランプにLEDを仕込みたい(唐突)
FZ6FAZERの基本設計は2004年と若干古いモデルのため、テールランプは古臭い豆電球タイプだ。
まぁ最近のマルチリフレクター+クリアレンズの豆電球ならまだ見栄えがいいけど、こいつのテールランプはそういう洒落たものではなく、軽トラみてぇな半透明レンズカバー+豆電球なので、いくら跨って見えない場所だと言っても流石にダサい。
じゃあブレーキランプをLEDに変更すればいいと思うかもしれないが、FZ6はイモビライザーのせいで、抵抗を挟まないと点灯しっぱなしになるという、少々ややこしい仕様になっているのだ。当職はあまり電気工作が得意ではなく、お店に丸投げしようにも断られてぇ(当然の結果)
でもLED入れたいので買ってきたのがこの中華LEDチューブライト(わがまま)
今回の計画は、LEDテールランプ化は難しくても、LED尾灯をテールランプASSY内に仕込む程度なら簡単なので、このLEDチューブライトで最近の車両っぽくU字型のLEDファイバーをぶちこんでやるぜ!(わくわくさん)
作業開始
早速ケツを外してテールランプを殻割り。
幸いFZ6のテールランプは、コストダウンのせいか1mmもコーキングされていないガバガバ仕様で、まるで食玩のプラモみたいなツメを外せばパカっと簡単に殻割りできるのだ。これはもう気軽にLED仕込めって訳だな(超速理解)
LEDが入ったシリコンチューブを仕込む隙間を作るため、邪魔な箇所に穴をあけて切除する。
でっぱりが邪魔なのでガッツリ切断(情け無用)ここを切除すると、ちょうど穴も開くため、せっかくだからケーブルを通す場所にてしまおう。ガハハ!
なんかマルチリフレクターみたいになってるけど、元々はリフレクターもクソも無いタミヤの銀色ラッカースプレー艶消しを雑にぶっかけたみたいなテールランプを、少しマシにな見た目にしたいと、ステンレステープを使ってガバガバマルチリフレクター化させたのだ。
LEDを借り付けしたので、PCから12V電源を取り出し光らせてみる。
ウーン…
予想通り、光量がNKTIDKSGのネクタイよりデカ過ぎて、ブレーキONに匹敵する大迫真の明るさになってしまっている。これではブレーキのon/offが識別できず、後続車に掘られてしまう恐れもありちょっと危険だ。
加工して光を抑えよう。
どうやって光を抑えるか?と言うとよ。
抵抗を挟むとか面倒なことは何にもいらね。
ハーネステープをチューブの3/4に貼ってしまえばよ。
ドカーンと控えめな明るさになるから面白れぇよなぁ!
念を入れて剥がれてこないよう半透明のタイラップで固定すれば完璧な施工だ(自信)
まぁ実際シリコンチューブに黒塗装したり工作するより、物理的に光を遮ってしまった方が間違いない。ハーネステープなら燃えたり劣化する危険も少なく問題ないだろう。
早速ブレーキランプに仕込んで光らせてみると…
これぐらい控えめな明るさなら、ブレーキランプの邪魔もせず、丁度いい尾灯具合だ。
明るい所で見ると内部のガバガバ具合がはっきり分かってしまうが、箱を積んで遠目から見えればあまり気にならず問題あるまい。次は配線をやっつけよう。
そういえばガバガバLEDテールランプを仕込んだらショートして車両が炎上(物理)しかけたバーチャルyoutuberのおねえたまがいるけど、電気を弄る時は車両火災の危険が有るのでガバ工作には気を付けよう!
今ニハリが燃えました…写真撮る暇なんてなくて即けしましたが… エレクトロタップくんから火が出ました🔥 pic.twitter.com/TvVXBHFnIO
— みやのニハリ🔥バイクVtuber (@susi_umaiyo) 2018年11月24日
かしこい当職は防水ぎぼし端子と熱圧縮チューブを買ってきました(半笑い)
所で、普通のギボシを使うか防水ギボシにするか迷ったので、バイク屋で相談してみた所、カウルの内側など水が掛からない場所なら普通のギボシでも問題はないらしい。
が、不思議なことに頻繁に雨に降られる当職としては、コネクタは湿気るし濡れる物と考えたほうが安全だ。実際に以前ninja250純正ヘッドライトカプラが雨水かなんかで短絡して焦げてたから、防水に気を使いすぎるということは無い。
今回のLED尾灯の電源はナンバー灯から拝借するので分岐させてはんだ付け。
LEDチューブは尾灯、つまりポジションランプにするので、ブレーキスイッチの連動は不要だ。
ブレーキonでは標準の電球が光るので、LEDくんはテールランプを邪魔せず傍らでほんのり赤色に光ってくれればそれでいい。ナンバー灯はLED化しており、ヒューズやケーブルの容量を考えてもLEDを光らせる程度なら余裕あるでしょ(曖昧)
配線ヨシ!
最終的に、ナンバー灯の配線を二つに分岐させ、はんだ付けして熱圧縮チューブで絶縁。伸ばした配線の先っぽに防水ギボシ端子を取り付けた。これだけやればショートすることは無いだろう。
取り付け
カプラ類がどこにあるかと言うと、センターアップマフラーとかいうクソ仕様のお陰でサイドカウルの中に置かれており、雨の中長時間走ると湿気りそう。やっぱり防水ギボシにして正解だったかもわからんね。
ブスリ♂
点灯ヨシ!
ハーネステープで光量を抑えたおかげで、本来のブレーキランプを邪魔せず、しかしはっきり主張している迫真のV字LEDチューブくんが光る!
尻がちょっとだけ近代的な見た目になった気がする(満足)
バッテリー交換
フェザーS2くんもかれこれ3年目。バッテリーも3年間無交換となり、そろそろ電圧が怪しい。セルモーター動かしてもすごく弱々しく感じちゃう^~
と言う訳でバッテリーを新品に交換しよう。
さてどこのバッテリーを入れるか。
本当なら、ninja250先輩に入れて3年目になるもノートラブルで、信頼性がビンビンになってるAZのリチウムイオンバッテリーを入れるつもりだったんだけど、買う直前にFZ6用が品切れして値段が2倍ぐらいに跳ね上がってました(全ギレ)
どうでもいいけどバロンが入れたバッテリーは中華製でした(悲しみ)
という訳で、今回は普通の鉛バッテリーを入れることにした。
FZ6は、エンジンの真上にバッテリーを置いて排熱をバッテリーへぶち当てるという、意味不明な茹で釜モロ感仕様なので、謎中華激安バッテリーはちょっと怖いので、純正と同じGSユアサ GT12B-4をポチってみたゾ。
やはりヤメチウムバッテリーとかいう耐熱性に疑問がある物より枯れた技術が一番だな(中ギレ)
所でバッテリーには「GSユアサ」「台湾ユアサ」が有るけど、同じ会社かと思ったら名前が似てるだけの別会社じゃねぇか!騙された!
ジーエス・ユアサコーポレーション - 旧ユアサコーポレーション(湯浅電池)は、第12代目湯浅七左衛門によって設立された会社で、ユアサ商事とは資本関係があったが、2004年のユアサコーポレーションと日本電池の合併によるGSユアサコーポレーションの発足に伴い、両社の資本関係がなくなった[10][11]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%A2%E3%82%B5%E5%95%86%E4%BA%8B
ググってみると、元を辿れば両社とも湯浅おじさんが設立した会社だけど、今では別会社になっているみたい。台湾ユアサは、東京にあるユアサ商事㈱の子会社で、GSユアサは京都にある㈱ジーエス・ユアサ コーポレーションだそうだ。
ちなみに本社はGSユアサの方が立派だった(偏見)
バッテリーを外すにはまずタンクを上げます(クソ整備性)
この赤いケーブルの所にあるのがバッテリーだぞぉ♡(クソ配置)
お前車のボンネットじゃねぇんだぞ!燃料さえ少なくしていれば軽いのでそれほど苦労しないものの、いちいちタンクを上げるのは面倒なので、タンク上げたついでに1年間掃除していなかったK&Nのエアクリも取り外して洗ってしまおう(別撮り)
K&Nフィルタ清掃
相変わらずエアクリボックスかてぇなお前なぁ
(汚れは)そこそこですね。
K&N専用の洗剤で洗ったら乾燥させ、専用オイルを散布してから取り付ける。
所で、K&Nのケミカル類は淫邪先輩と共用なので、そろそろ専用洗剤少なくなってきたが、追加でポチろうにもK&N専用ウォッシャー350ml+オイルと抱き合わせ2600円とか無駄に高価だし、他の洗剤で代用できないか成分を調べてみた。
どうも中身はアルカリ系洗剤の様で、一番近いのは油汚れマジックリンとか洗濯洗剤系だろうか。マジックリンで代用している兄貴も居るようで、どっちも近所のスーパーで容易に入手できる物だ。
ようはK&Nフィルタの素材がアルカリ耐性があるコットンなので、漂白成分とか余計な物が入ってないアルカリ系洗剤なら何でも使えそうな気がする。
洗ったら乾かしてオイルを塗る。
所でコットン系のエアクリはは熱に弱く、高圧のブロアーぶち当てると一発で全損する事で有名だが、そよ風&30度程度の風なら問題あるまいと、いつも弱運転してるサーキュレーターの上に乗っけて、付近で布団乾燥機を動かし周囲の空気を温め乾かしている。
かれこれ6万kmこれやってトラブルないし大丈夫でしょ(ガバ)
一通り終わったらテスト走行だ。
バッテリー交換のお陰でセルモーターの勢いをビンビンに感じまくってます!
仕込んだLED尾灯もそこそこですね(ご満悦)後はブレーキ揉み出しと淫邪先輩の痛ステッカー更新すれば終わり!