クッソ汚い絵描きのブログ

虹絵描きが主に絵以外の事を書いてます、Ninja250先輩&FZ6 Fazer S2くん&シンプロンくん(スリックMTB)乗り。淫夢要素は有りません。

ライダー用水冷スーツ改~冷却機能とリザーブタンク脳筋解決編~

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真夏30度を超えると熱中症で死ぬスーパー東北人のため、以前人権装置ことバイク用水冷服を作ったのだが、いよいよ東北も最高気温30度を超えてきて実践投入の出番を迎えた。

さてどの程度効果が有るか自分の身をもって試してくるゾ。

水冷服Ver.1

まず以前作った水冷服初号機を装備してフェザーS2くんでうろうろ。

自作水冷服のレシピは以前の記事を参考にしてくれメンス。

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リザーバータンクは0.9Lの防水タッパーに穴をあけてホースと水中ポンプを通し、いらない銀マットでくるんで保冷したら、タンクバッグに保冷剤500gともども突っ込み設置。電源はバイクのUSB電源から取って稼働させる。予備の保冷剤として合計2kgの保冷剤を持ってきたので準備は万端だ。

まず最初の一時間

見た目はさて置き、スイッチを入れた瞬間はホースが通っている首・背中・脇の下付近にキンッキンに冷えた濡れタオルを押しあてた様な、氷枕を当てた様な冷え方で、一気に体温を下げてくる。

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外気温は32℃。600ccの排熱で暑いものの、温められた血液を水冷服が強制冷却している感じで、ヒエッヒエではないけど熱中症になるラインを超えない程度には涼しい。

あと、これは予想外と言うか設計上のガバだったんだけど、ホースのつなぎ目から冷却水(水道水)がポタポタ垂れてきていて、これがいい感じに冷たく気持ちがいい。1時間で250ml近く冷却水が減っている辺り、結構な量の冷却水をお漏らししているようだけど、とりあえず体温の冷却に一役買っているのでこのままでもいいような気がする。

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という訳で、ファーストインプレは、普段なら暑さで死んでる気温でも案外平気で、体感気温は5~8度ぐらい低くなる。これでもし冷却ホースを首と背中だけではなく、お太い血管が有る個所など全身に張り巡らしたら、多分気温40度でも平然と出来そうなほどに冷える。

そして問題の次の二時間

最初は良かった水冷服だけど、リザーバーに入ってる冷却水の冷え方が予想以上に悪く30分立たず温くなってしまう。

原因の一つとしては、やはりエンジンの排熱ですぐ熱々になるタンクの上に置いている事が最大のガバだろう。いくら銀マットでくるんで断熱しても、流石に太陽光+エンジン熱には無力だった。

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次に、保冷剤をリザーバータンクの横にくっつけている程度ではあんまり冷えない様で、クーラントの冷却効率も非常に悪く保冷剤があまり役に立っていない。

ポンプのスイッチを入れると水冷服が500ml近く水を吸い込む上に、先程述べたガバガバホースから漏れる冷却水のせいでタンクが一瞬で空になり、ホースを通り戻ってきたクーラントが冷やされる前にポンプに吸い込まれるという悪循環も発生しておりマズかった。

そもそも900mlのタッパーではいくらなんでも少なすぎたな。コップ一杯の氷水と風呂一杯の氷水、どっちが先に温くなるかってことで、水冷服を動作させるためには十分な量の冷却水が必要だとわかった。

途中コンビニで水を買ってリザーバータンクに補充すると冷たさは復活するものの、残量も冷たさも30分持たないためここは改善しないと実用出来とは言えないだろう。

水冷服ver.2

と言う感じにガバった箇所を改善したのが水冷服ver.2

初号機の欠点は

  • 温くなったクーラントの冷却効率
  • クーラントの容量不足
  • リザーバータンクの断熱性能
  • ガバガバ水漏れホース

の4点。

これを何とかするために考えたのは、まず500円ぐらいの発泡スチロールむき出しクーラーボックス買ってきて穴をあけてホースとポンプを通し、リザーバータンクとする。それに水道水2Lを入れ、更に保冷剤1.0kgを突っ込む。

これでガバを全て改善した水冷服の完成じゃ。ガハハ!(脳筋)

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真面目な話、リザーバータンクの容量を2リットルにすれば多少水漏れしようが全く問題なく、そこにてんこ盛りの保冷剤を突っ込めば冷却効率も最強で、しかもクーラーボックスそのものをリザーバータンクにしてしまえば断熱性能も抜かりなし。

今ある問題を500円で全て解決してしまった。天才か?

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インプレ

どう見ても生魚を輸送しているようにしか見えない外観は兎も角として、これをタンデムシートに乗せてホースを繋ぎ走ったインプルルルルェは、予想以上に冷えてびっくりした!

リザーバータンクの容量も増えて、しかもクーラントに直接保冷剤を突っ込み完全な氷水状態にしているため、循環してくる水の冷たさが尋常ではなく、ガバガバホースから漏れてくる水も相まって、気温35℃の中でも後頭部が痛くなるほど冷える。顔と下半身は汗をかくのに胴体が冷えているので、熱いけど冷たいという不思議な状況。

初号機に比べると水の冷たさが半端ない分、35℃でも熱中症ラインには行かず割と快適だ。1時間ぐらい走り回っても比較的余裕がある。今日は湿度が40%と汗がすぐ蒸発し体温が冷えやすいのも効いているのかもしれない。

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最後に、冷却性能の持続時間なんすけども。

突っ込んだ1kgの保冷剤が1時間でほぼ完全に溶けてしまっていた。これマジ?保冷剤の量に対して持続短すぎるだろ…

まぁ当職の家には保冷剤が5kgぐらい有るので、フル動員すれば道中で解ける事も考えて、真夏の昼間3時間ぐらいは走り続けられそうな気がする。それか朝駆けして涼しい山で遊んで、帰りは水冷服で悠々帰宅、という技も使えそう。

別にバイクでなくても、車で釣りに行く場合にも使えそうだな。

 

総評としては、冷却水の効果は非常に高く有能で、使用上一番のボトルネックは冷却方法だという事が分かった。

今回は脳筋解決したけど、ペルティエ素子とか電気を流すと冷えるパーツを使ってスマートな水冷服を作れそうな気もする。しかし、コストと手間を考えれば水冷服脳筋ver.2が最強なんだよなぁ。ホモ箱しかり簡単かつ安上がりに作れるのが一番なのでこんなもんだろう。

とりあえず真夏の昼間にどうしても1時間だけおバイクしたいと言う局所的な場合なら現状でも不足は無いので限定的に使う事にしよう。

 

ちなみに冷却スーツのホースをヘルメットの中に通すという案も考えていた。

ヘルメットの内装スポンジを取り払えば、ホースを通す程度の余裕は確保できるので、これが実行できれば相当快適だと思う。思うんだけどメット加工は事故った時にどうなるか分からない上にライナーへどんな影響があるのかもわからないのでポシャった。興味のある人は誰か商品化して♥