先日ツイッターでバズり一瞬で品切れアンド高騰しはじめた、ワークマン ペットボトルの真空保冷ホルダー「イージスボトル」
真空なんちゃらというのは、昔から水筒の魔法瓶やタンブラーなどで多く見られ珍しくはなかったものの、ペットボトルを直接ぶちこめて、しかも1000円と安い事もあり人気が一気にブチ上がった。
かく言う当職も欲しかったのだが時すでに時間切れ。
現在ではテンバイヤーが買い占め定価の4倍まで高騰しており、泣く泣く類似品に手を出したのが…
アクエリアス印のペットボトル真空保冷ホルダー
当職の事だからまたガンギマリグリーンやキモヲタブラックかと思いきや、まさかの軍畑先輩ブルー。やっぱりアクエリアスはホ〇じゃないか!
機能的にはワークマンの保冷ボトルケースと同じ一般的な真空断熱タイプで、アクエリ500mlペット専用設計になっている(アクエリしか入らないとは言っていない)なお価格は便乗値上げされて2500円だった。クソが。
と言う訳で、これをバイク、というかホムセン箱に取り付けツーリングしたい(いつもの)
真空断熱という製品は、穴をあけたり凹ませたりすると機能を失ってしまうため下手に加工できず、はてさてどうやって積もうか考えを巡らせていた所、目についたのが現在ホモ箱に装着中のトピーク可変式自転車用ボトルホルダー。
これは500mlペットから、それより一回りデカい自転車用ボトルまで入る有能ホルダー。差し込み可能な最大サイズは直径78mmまでとあり、アクエリホルダーは直径80mm。その差約2mmほどお太い!が、…試してみる価値はありますぜ!
入っ、ちゃっ、たぁ!
ちょっと樹脂ストッパーを削りはしたものの実質ポン付けシンデレラフィット。天才か?早速クッソ暑くなってきた東北で実地テストすっぺ。
ちなみに一般的なサイズ調整不能な金属のボトルホルダーや、樹脂タイプのホルダーは狭すぎて入らなかった。
実地試験
保冷ボトルにぶち込む第一号はもちろんアクエリアス。
ではなく自販機でよく見る格安スポドリ(反骨精神)
丸っこいアクエリとは異なる角ばった形で全長も若干短く…ま、いけるでしょ(見切り発車)
よし(ペチン)じゃあぶち込んでやるぜ!
お前マジシャンみてぇだな?(ミラクルフィット)
若干緩くキャップを締める際に空転してしまい、開閉にコツがいるだけで普通に入った。拒むことを知らない種壺野郎かお前は。
これに普段夏ツーで使ってるドリンキングチューブこと、くさソースのハイドレーションチューブを接続し、気温30度の中爆熱600ccで走り出す。さてどの程度冷えたままでいられるか、見せてもらおうか。
実走
ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ! ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ! すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!ーアッ! 熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!
2時間ちょい南下して気さくに福島県へ突入。
一番熱いであろう平野部を走っていると、その辺に落ちてる干からびたミミズくんの仲間入りしそうなので、ここで保冷ボトルくんの性能チェックのお時間だ。さてどうなっているかな?
ありがてぇ…!ありがてぇ…!
どれぐらい冷たいかと言うと、冷蔵庫から出したキンッキンに冷えた飲料を部屋で10分ぐらい放置してちょっと冷たさが落ち着いてきたぐらい。
夏にペットボトルを2時間ほど外気に晒していたら、それはもう当然のようにぬるま湯か、下手すれば熱湯手前だろうに、ここまで冷たさを維持しているとは流石断熱ボトル、素晴らしい性能だ。
まぁハイドレーションを使用していると、チューブ自体が日差しで温められているため、ボトルから口まで通ってくる際に多少温められてしまうものの、それを差し引いても十分である。
せっかくなのでヒーローズダイナーでクソデカバーガーを食う。
新コロ騒ぎから、しばらくテイクアウトのみでやっていたようで、本日はホモ箱の中にバーガー押し込むつもりで行ってみたら、テラス席で少人数orボッチに限り店で食べていけるみたいだ。
流石に土日などの混雑中に突入したり、大人数で押しかけるのはまだダメそうだけども、それでもテイクアウトが難しいライダーからするとかなり助かる。
しかしテイクアウトした場合、バイクだとどの辺で食すべきだろうか。
この辺にある公園や静かな場所と言えば、椅子とテーブルを持参してあだたら高原野営場でコーヒーでも沸かしながらキメるか、猪苗代湖の長浜公園のベンチか砂浜で白鳥と格闘しながらやるしかなさそう。
長浜公園のガンギマリ遊覧船
そう言えば、猪苗代湖の長浜公園に停泊している遊覧船「カメ丸&ハクチョウ丸」を運営する磐梯観光船が新コロの影響で廃業するらしい。
4月より休業をしておりましたが、営業再開を断念し、本日をもちまして廃業する事となりました。
— 磐梯観光船 (@bandaikankousen) June 15, 2020
最後にもう一度だけでも、船を走らせたかったのですが叶える事は出来ませんでした。
昭和34年の会社設立より長きにわたり 多くのお客様にご乗船いただきまして心より感謝いたします。有難うございました。 pic.twitter.com/oTH8i5f9l8
仙台方面から来て猪苗代湖を見るには丁度いい長浜公園によく停泊していて、老朽化のせいで白目をむいたように見えるガンギマリカメくんが居るなぁとよく見かけていたのだが、どうやらキマったカメくんは今回が見納めになりそう。
また来世!
夢の国
ディ〇ズニーの圧力で名前が変わったミッキーランドに寄る。
グーグルマップ上では名前が変わろうとも、ミッキーランドの看板と謎の水兵アヒル、ハチミツキメた黄色い熊のマスコットを維持する姿勢に男気を感じる。
総評
結局この真空断熱保冷ボトルは、飲み切る最後までしっかり冷えた状態を維持してくれていて実に有能だった。
落下防止フック穴まであるし、一部ボトルホルダーにボトルオン(激ウマギャグ)だし、もはやバイクや自転車に取り付けるために作られたような製品。保冷だけじゃなく保温も出来るので、冬場にマッハで冷えるホットドリンクも突っ込んでおけそうだ。
さて、飲み切ってしまったのでドリンクを補充しよう。入れるのはもちろん
や っ ぱ こ れ だ ね
なおポカリもジャストフィットでした(ご満悦)