ち〇ぽにゃ!
という麻雀用語を見て「そうだ、クソデカ男根像を見に行こう」と、岩手県にある世界のトオノ市へマーラーツーリングをしようと思っていたんじゃが…
東北、梅雨明けせず。
救いは無いね(レ)しかしながら、名誉関東こと県南の福島県方面は晴れるっぽく、せっかくなのでまともにツーリングした事の無い福島県いわき市方面に行ってみよう。
何でもいわき市には湯の岳パノラマラ淫という、名前からして何とも景観の良さそうな峠があるらしい。
これは期待できそうだな(フラグ)
山本町ひまわり畑
東北海沿いのウォールマリアを南下しながら、新しい道路を建設中の亘理郡山本町に差し掛かると何と一面のひまわり畑。
どうやら2年ぐらい前から津波でボコボコにされた農地をひまわり畑にしていたそうで、県南の海沿いは冬しか走りに来ないため気づかなかった。
一生分のひまわりの種が取れそうなのだ!へ”け”っ!
というかひまわりデカくね?
高さ1.8mぐらいはありそうなクソデカ羅生門よりデカいひまわりで、しかもビッシリ密集して植えられているため、ひまわりの絨毯というよりはひまわりの壁。畑に入り込んでキャッキャしようものなら葉と茎で全身ズタズタになりかねないぐらいはある。
なお道具を持ってくれば摘み取り&持ち帰り可だそうな。
あっそうだ(唐突)
今年もコミネのメッシュシートカバー(L)を導入したで。
これが無いと真夏はただでさえ直射日光でアツアツになるシートが、センターアップマフラーの排熱で下からも無限に加熱され玉が完全に茹で上がり、つまり女の子になる(メタモルフォーゼ)
TSしなくなければメッシュシートカバーを付けよう!
気温32度の中、600ccのクソみたいな排熱を堪能しながら南下だ。
幸い国道6号を避け裏道を通れば信号のない快走路だし、海風は冷たく気持ちがいい。勝ったな、ガハハ!
いわき市
ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ! ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ! すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!ーアッ! 熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!
案の定都市部で干からびたのでタンクを冷やすためガソリンを入れる。
燃料が減ってくるとガソリンタンクが熱々になって膝が燃えるのは常識なのだが、大型だと燃料メーターが半分を指したあたりで低音火傷の危機を感じるぐらい暑い。やはりパンチングメッシュの革パンを導入すべきか。
湯の岳パノラマライン
あ、ここかぁ!
福島県いわき市から山沿いにちょっと行った所からパノラマラインスタート。どんな景観かオラわくわくすっぞ!
ウーンまぁ、見通しが悪く半分自然に帰りつつある舗装林道みたいなつづら折りと、治安が悪そうなブラックマークだらけの広場、そして旅館やレストランの廃墟廃墟アンド廃墟。何がパノラマラインやお前!
まま、頂上に展望公園があるそうなので、そこなら多少はマシだろう。
湯の岳パノラマライン展望公園
あのさぁ…(半ギレ)
展望公園と言うよりは、寂れすぎて四輪ドリフト会場になって、それすら対策されてチンパンも寄り付かなくなった駐車場の成れの果てか何か?(田舎あるある)
ガードレールの配置からして、もう観光バスすら受け入れないという強い意志を感じる。
しかしもう少し先に遊歩道や遊具が有るそうで、せっかくだからそっちも見てみよう。
パノラマ…パノラマってなんだよ(哲学)
なんだあのでっかいもの…(レ)
橋を渡った先は舗装が無くなり、仮面ライダーアマゾンズみたいに彩度が落ちた展望台が姿を見せた。多分廃墟だと思うんですけど(看破)
えぇ(畏怖)
入るの?この中の中に?
崩落こそしなさそうだけど所々壁が崩れ落ちており、まるで爆撃を受けた昭和の遺物みたいだぁ。
アマゾンズ展望台と名付けよう。
名前だけかお前んとこは!
道中の廃墟や舗装林道めいた道、全く手入れされていないであろう伸び放題の木と、そして成れの果て駐車場やこのアマゾンズ展望台。昔は栄えていたんだろうなぁという感じで、総じて名前負けしている感が否めない。
ちなみに開通当初のパノラマラインはこんな景色だったらしい。
写真奥に見えるのが成れの果て駐車場と言う事は、この写真はアマゾンズ展望台から撮影しているのか。周囲の木が無いだけでこれだけ良いツーリングスポットになるとは…
山の木を全部焼こう(過激派)
そんな訳で初の福島県いわき市を中心としたツーリングはクソミソな結果に終わったのだった。
とりあえず晴れたのでヨシ!