前回死亡確認されたクラッチワイヤーくん
まだ使えないことはないけど、クラッチワイヤーが完全に切れ走行不能になるまで待つこともあるまい。迷わずASSY全交換だ。
修理開始
早速純正品番 54011-0565 のクラッチワイヤーを注文。
ハンドルを交換して取り回しが変わったことを考えると、もう数センチ長い社外互換品でも良いのだけど、信頼性が何より大事なクラッチワイヤーに社外品はちょっと怖いので信頼と安心の純正部品。
ちなみにninja250は前期にあたる13-14年と後期にあたる15-17年で、前期で問題の有った細かいパーツが対策品にしれっとすり替わってい事がたまにあるのだが、クラッチワイヤーは全年式同じ品番で特にそういう事はなかった。カワサキを疑え。
ナットを数本緩めてレバーとエンジン側をちゃちゃっと外す。
エンジン側のタイコは留め具もなく普通に引っ掛けているだけなのだが、知恵の輪みたいになっていて微妙に取り外しづらいし外は寒いしでウッキー!!💢🐵💢てなった。
両側を取り外したら直ぐにワイヤーを引き抜くことはせず、先に旧ワイヤーの頭にヒモを結ぶ。
なぜかと言うとクルルルァッチに限らずワイヤーやハーネスというのはエンジンやタンクの迷路みたいな隙間を通っているため、そのまま引き抜いた場合どこをどう通したら良いのか分からなくなってしまうから。
なのでヘンゼルとグレーテルよろしく道標として紐を付けてから引っこ抜くわけだな。天才かよ。
抜けないんですけど💢💢💢
どうもタンクの隙間のステムの根本あたり、このへんにクッソ狭い場所があって、引き抜いた際にタイコが引っかかっている感じがある。どうしてそんなことするの。
多少カウルを外して手を突っ込んで押し込んでやると何とか通ったが、道中タイコが引っかからんようビニールテープか何かを巻いて滑りを良くしてやったほうが良いかもしれない。
そうして旧ワイヤーを引き抜いた後は、新ワイヤーに紐を結んで紐を引っ張るだけ。紐の道標があるので元々ワイヤーが通っていた場所にすんなり入っていくという寸法だ。
あとは外したものをもとに戻して作業完了!終わり!閉廷!
ちなみに旧ワイヤーを長い間使っていた場合、それなりに伸びが発生しているはずで、その分ワイヤーアジャスターを伸ばしていると思う。なのでアジャスターまで同じ位置で取り付けてしまうと、伸びていない新品ワイヤーにはキツ過ぎて入っていかないから注意してほしい。
何を当たり前と思うかもしれないがボクはこれに気づかず10分ぐらい沼りました(池沼)