コミネ GK-198レーシンググローブ
当職が長年愛用していたコミネの夏用グローブGK-149我物故割れた。
革自体はまだ行けそうだが、手の甲にあるプロテクターの樹脂部分が経年劣化でひび割れてしまい、こうなると手のつけようがなく修理は流石に無理だ。革のレーシンググローブのくせして通気性が抜群で操作性もよく、春から夏までオールマイティーに使えた素晴らしいグローブだった。死ぬがよい(無情)
という訳で新しい夏グローブを探す旅に出ると、どうやらコミネの現行レーシンググローブGK-235はパンチングメッシュがほぼ無く、通気性の悪いクッソ暑そうな作りになっているらしい。当職が好むグローブの条件は、
- 本革である
- メッシュ加工orメッシュ素材を使っている
- スライダーがあり手首までカバーできる
の3点だ。
過去にナイロンメッシュのコミネグローブを2代に渡り使っていたが、通気性は素晴らしく快適な分、どれも2シーズン以内に穴が空いて耐久性が💩。やはり革しか勝たん。
それでタイチやFIVEへ改宗も含め候補を探したのがこれ
どれもパンチングメッシュ部分が多く快適性に振っているレーシンググローブだ。特にFIVEがエアダクト、メッシュが多く快適そうで気に入った。まぁメイン~ローエンドのくせしてコミネのフラッグシップより割高なのは玉に瑕だが仕方あるまい。よし改宗だ。
コミネなんてだっせーよな!FIVE買おうぜー!
と思いきや、偶然旧モデルの新古品コミネレーシンググローブをオクれる機会に巡り合った。
2世代前のコミネGK-198レーシンググローブはパンチングメッシュがそこそこ有り、指と手の甲にエアダクトまで付いている快適仕様。おまけに旧グローブ死因のプロテクター部分が頑丈なカーボンになっている。ああ逃れられない!(カルマ)
コミネGK-198レーシンググローブ
MY NEW KOMINE...
なんやかんや新しいグローブを安く入手することが出来た。コミネからは絶対に逃れられない!!
Mサイズでジャストフィットし、いつものコミネらしく親指と手首と小指がちょっと苦しい作り。まぁ革は使っている内に伸びて馴染むので気にするほどでもないだろう。手首のクソデカコミネロゴとクソみたいなゴシック体の「R」ロゴは体調を崩すぐらいダサいが、バイクの操作感は良好で不足なしだ。
日差しは温かいが風は冷たい実測15度ぐらいの中を走っってみると、グローブの中を風がビンビンに通っていく感じはあまりなく、エアダクトも無い寄りマシな程度。15~20度で丁度いいということは、今夏地獄の予感にオラわくわくすっぞ!
とりあえずレザー用の穴あけパンチャー買ったから、まぁ見ておれ。
コミネ SA-243 ウォータープルーフウエストバッグ5L
去年の岡山県北ツーでスコイコの自称ウォータープルーフバッグを持っていったら問題なく浸水し酷い目に有ったので、やっぱりコミネがNO.1!ちゃんとした防水バッグをポチったのだった。
それがこれコミネSA-243なのだが、まず使い勝手を話す前にウエストバッグとしてのフィット感がゴミ過ぎてゴミ(語彙)
具体的に言うとバッグの重心がかなり上の方に有り、普通に装着すると後ろにベローンと引っ張られずり落ちてしまう。コミネもバランスが悪いのを承知しているのか、3点止めのショルダーストラップなんぞ付属させている始末。(解決方法が)ちがうだろぉ?
この問題を解決するため魔改造することにした。要するに重心を体よりにすればいいのだ。
付属していたフック付きベルトを適当に切断し、蓋に取り付けウエストベルトで共締めする。こうすれば体にしっかりフィットしズリ落ちも大きく軽減されるようになった。
ついでに利便性を高めるため、バックル2点止めになって開封が面倒くさいメイン荷室の蓋を改良だ。ダイソーのマジックテープゴムバンドを適当に縫い付け、ベルクロでワンタッチ開封できるようにしたぞ。
せっかくだからもう一つやろう。
防水のメイン荷室は開封がめんどくアクセスがしづらく、小物入れもさっと物を取り出しづらい。そこで素早く物を取り出せるミニポーチを取り付けよう。
ホムセンの工具コーナーで軽くて小さい適当なポーチを見繕う。工具コーナーって男の子だよな。
ポーチを腰のベルトに通せばコミネ防水ウエストバッグ晴れ男仕様の完成だ。これでだいぶ使いやすくなったな。やはりコミネは魔改造してなんぼである。
総評
さてコミネSA-243、総評としては使い勝手とフィット感がクソ。
バッグ外側のポケットなんぞ浅いしファスナーも無いしで飴玉入れぐらいにしか使えず、メイン荷室は開封がめんどい。唯一アクセスがマシな外側荷室は非防水とガンジーでもキレて核を撃つ。おまけにバッグそのものが分厚い二重素材で重く、蓋を正しく折りたたむとその重量で重心が変わり後ろに垂れ下がってしまうためケツに全くフィットせず、クソバッグオブザイヤーも狙える力作だ。
しかしそのへんの欠点を魔改造すれば一気に輝いてくる(下げて上げる)
クソみたいなメイン荷室の蓋を切り詰めベルクロを取り付けたり、便利な小物入れを取り付けたり、フィット感皆無のベルトを改良すればあっという間に優秀なウエストバッグへと大変身!
分厚い素材は堅牢さの裏返し。多少雑に扱っても問題はなく、ファッキン雨の中でも高い戦闘力を発揮するだろう。