コミネマン要素はありません。
当職の現在の冬ジャケットは、パーカーが流行る前の2017年モデル、コミネJK-581ウィンタージャケット。
JK581はくさそうなデザインだった暗黒時代のコミネで、雑に使い倒してかれこれ4年目になる。だいぶヤレて退色して反射プリントも崩壊して、まだ舞えるけどそろそろ流行りのパーカータイプも欲しくなってきたし、実に4年ぶりのコミネマンウィンター新調すっか!
という訳でポチったのはコミネJK-579ウィンターパーカー
なんで暖かくなってきた今冬ジャケを…?と疑問に思う南国住まいもいるだろう。東北は4月下旬でも普通に氷点下行くんですよ(暗黒微笑)雪国だとメッシュジャケの出番が来るのは早くても6月半ば。まだまだ冬ジャケの出番は多いのだ。
何よりシーズンオフだとワゴンセールの冬装備がぽつぽつ出てくるのでお買い得だしな(主婦の知恵)
素材
革以外の一般的なライディングジャケットというと、風圧や転倒にも耐えてくれそうな硬いナイロン素材が普通だが、これはさわり心地のいいストレッチ素材で、分厚いジャージみたいに程よく伸び縮みする。
こんな柔い素材で高速道路の風圧に耐えられるんかお前!と思って速度を出してみると案の定若干のバタつきが見られ、まぁ法定速度なら不快なほどバタバタしないし、素材がヘタらん限りはあまり気にしなくてもいいだろう。
この辺は昔の戦隊モノみたいなジャケットのほうが優秀だな。
フィット感
いつもどおりLサイズを選ぶと、普段より首周りと手首回りがクボタイト。
これもストレッチ素材のお陰なんだろうか。タイトな作りで風をほぼ完全にシャットアウトし、かと言って圧迫感も無い良い着心地。
ただ手首はもう少し緩く作るか、従来みたいにガバっと開くファスナーを付けてほしかったな。春先など汗ばむ気温にウィンタージャケを着ていくという間抜けをやらかした時、体を冷やすため手首のファスナーをフルオープンにして風を取り込んで走らざるを得ない時がある。
このパーカーの作りだと手首空風を取り込むのは難儀しそうだ。
フード
ライディングパーカーが流行り始めた頃から風圧で首が締まるのでは?という疑問があった。実際速度を出していくと、首が引っ張られる感覚は確かに有り、しかしそこまで苦しいわけでもない。
この辺はバイクの風防性能、乗車姿勢、ヘルメットの空力など色々有るのかもしれないな。フードが邪魔な時は脱着も出来るし気にするほどでもないだろう。
適正気温
だいたい10度前後なら寒くもなんとも無い。
平均的なコミネマンウィンター装備だと
10度:丁度いい
5度:だいぶ寒い
0度:朕茲ニ戦ヲ宣ス
という具合でこれも似たような性能だ。耐寒性能は問題ないとして、気になるのは春や秋など服装に迷う時期に活躍できるかどうかだな。
体調を崩すほどダサいゴシック体で書かれているAIR-VENTは腕に2箇所、腰にデカいのが2箇所と豊富で風の入り方は悪くない。ちなみに胸にある斜めのファスナーは残念ながらただのポケットだ。
だいたい18度近くになると、停車していれば少々暑いかもという感じで、これも一般的なコミネマンウィンターと同じく23度~25度が限界だろう。
裏地にはメッシュが張られ、ウォームインナーも付いてくるし、幅広い季節に対応できそうだな。ストレッチ素材の耐久性はどんなもんか知らんけど、一軍で長くしばき倒せそうだ。
終身名誉宮城県を新しいジャケットでうろうろして性能チェック。
あっそうだ(唐突)今年のGWは秋田県のツーリングに適した良い道を観光客追い出しのため封鎖するそうだから気をつけてクレメンス。