たった7年と9.2万キロでヘッドカバーからオイル滲むバイクがいるってマジですの!?
うちのninja250はシリンダーヘッドカバーボルトガスケット(92055)に経年劣化でヒビが入っていて、まぁ現状何も漏れてないし九州ツーから帰ってきたらおいおい交換しようと放置していたら、ヘッドカバーガスケット(11051)自体からオイルが滲んできた。なんで?(殺意)
ボルトガスケットがボロボロに劣化してヘッドカバー自体が緩んでしまった可能性が微粒子レベルで存在している…?タンクキャップといいどうしたってお前はそうゴム製品に対して根性がねぇんだ!
兎も角スパークプラグの交換時期でも有るし、その辺を一気にメンテナンスするかぁ~~~~~~~~~~~
という訳でいつもの服部カワサキR4に丸投げしに来ました(正義のライダー)
どうせヘッドカバーを開けるんだし物はついで。タペットクリアランスも一緒に見てもらうための丸投げで、べ…べつに作業が面倒くさいって思った訳じゃないんだからねっ!❤💦
エンジンの内部に関わる事は二輪館など量販店ではやってもらえないし何より遠いので、困った時に神妙な顔で金を置いて後は任せたが出来る駆け込み寺はとても重要。
タイHONDA製sonic125
これニンジャ?
代車にタイHONDA製sonic125を借りたのでインプレです。
カブっぽいアンダーボーンフレームで、一見アジア向けカブみたいな雰囲気があるバイク。しかしエンジンはCBR125Rと同じ水冷単気筒13馬力に5速MTを搭載し、キャストホイールと前後ディスクブレーキまで奢ってるスポーツ仕様だ。横っ腹にRSと書いていて何か速そう。
走り出してみると見た目よりパワーがあり、深夜の国道4号線はしんどいけど流れの速いバイパスぐらいなら不足はないぐらいには結構元気に走ってくれる。
一方ブレーキはゴミかカスに等しい。これマジ?エンジンに対して制動がザコ過ぎるだろ…レバーを押せど握れどミジンコ程も効かず、全力でブレーキを握りしめれば辛うじて止まってくれる気配を見せる(止まるとは言っていない)普通のニーハンに比べて制動距離3倍ぐらいあるぞ何がディスクブレーキ搭載やお前!
ちなみにメーターは160kmまで刻まれている。この不安しか無いブレーキで100km以上出したら、ギャップ一つ踏んだだけでミンチより酷い事になりそうなんですがそれは大丈夫なんですかね。
ブレーキはクソだがハンドリングや取り回しは軽快そのもの。
電動アシスト自転車を押している方が重く感じるぐらい取り回しが楽で、走り出してからのハンドリングは自転車より軽い。止まらない意外はゲタ車として非常に優秀でポジションもソファーで寛いでいるみたいに楽。これもう実質ガソリンアシスト自転車でしょ。
最後に空力に関して。
何故か不思議なことに雨が降ってきて風洞実験よろしく空力性能をこの身で体験した訳だが…
ご覧の通りバイク前面に風防と呼べるものが何もなく、そのせいで全身にくまなくしっかり風と雨が当たった。それこそ普段フルカウルに乗っていると、カウルが弾き飛ばしてノーダメージで収まる胸・股・足に雨風が100%ぶち当たり、一切の手加減無くきっちり一瞬でびしょ濡れ。前輪が巻き上げた水で靴も一瞬で水没し諸行無常を感じた。
もう何一つ人権が感じられない。普段カウルのないバイクに乗ってる人のたくまし過ぎるでしょ…
などとやっていたら修理完了して顔も変わって試走開始。
sonic125に乗った後だと「凄い!ちゃんとブレーキが効く!!!凄い!!ニーグリップができる!!!ステップの位置が頭おかしい!!」などに感動し、もしかしてninja250って神バイクなのでは?という悟りも生まれた。
さて、今回メンテした箇所は
- ヘッドカバーボルトガスケット、ヘッドカバーガスケット、ヘッドに有るらしいダンパー交換
- 点火プラグ
- タペットクリアランス点検
以上3箇所。
オイルにじみは無事完治して安心したが、しかしまさかヘッドカバーボルトのガスケットがダメになるとは。ninja250で同じ症状がある人を探しても見つからず、レアケースだったのか外れだったのか、夢なのか現実なのか…
そうそう、タペットクリアランスに関しては全て正常値で調整は不要だったそうで、これならきっと30万キロまで心配無さそうだな!ガハハ!