※案件要素はありません。
さて、レトロ系を除き最近のヘルメットは後頭部へエアロフィンの様なスポイラーがついていたり形状自体が空力を意識したものだったり、一昔前のボーリングの玉みたいなヘルメットとは異なる作りになっている。
これはかっこいいからこうしている訳ではなく、後頭部で発生する空気の渦を軽減して高速走行時のヘルメットのブレを抑える役割があり、サーキットなどより高速域を想定しているヘルメットほどクソデカいスポイラーが備わっている。
所で
クソデカスポイラーってかっこいいよなぁ?(小学生)
普段使いのヘルメットにも付けてぇよなぁ?
なぁそう思うだろハム太郎!?
そんな時にアマゾンで見つけたのがこの謎中華ヘルメット用レーシングスポイラー。ショウエイのZ-7専用だそうでぼくもつけりゅ^~(幼稚園児)
で、ポチって半月後ぐらいに香港から届いたのがこちら。
頭が8歳児なので品のないカーボン柄を選んでみたのだが………
あのさぁ
カーボン柄の樹脂でもカーボンプリントですら無い、カーボン柄カッティングシートを雑に切って貼った自称ガバガバカーボンだった。当職ですらもうちょいきれいに貼るぞコラ。これだから謎中華パーツはやめられねぇんだ。
カッティングシートを剥がすとベースはクリアスモークのABS樹脂。剥がしたほうがまだマシな見た目だな。撤去して使おう。
装着は付属の両面テープで行う。
クリア柄を選ぶと外から黒い両面テープが見えてみっともないことになりそうだ。
精度もガバガバかなと思いきや意外とちゃんとしている。
少し段差が気になるだけで当職のZ-7へ純正品みたいにフィットした。
取り付けた見た目はトンガリから空力のライブ感が感じられ何だか速そう。
加工精度も悪くなくガバガバ自称カーボンということを除けばおもしろ謎中華グッズとしては悪くないんじゃなかろうか。
一方空力に関して。
何となく変化したような変わらんような…んまぁそう、よく分からなかったです。
こんだけクソデカいスポイラーをつければそれなりの整流効果は有るはずが、風切り音は特に変わらず高速を走っても気持ちヘルメットが大人しいかな~ぐらい。素のショウエイZ-7自体の空力特性が悪いわけでもないしこんなもんだろう。
まぁ逆に言うと空力に悪影響は出ていない訳で、見た目だけで空気抵抗にしかならんという代物ではなさそう。
つまるところ法定速度以内では
以上の意味はなさそう(無慈悲)
最後に安全性に関して。
天下のアライを見ると病気じゃん?ってぐらい帽体の丸さに拘っているように、ヘルメットは基本的に突起物が少ないほど死に辛いらしい。
なので余計な社外エアロスポイラーを、ましてや地面に叩きつけても凹んで衝撃吸収する気なんざ更々無いお硬いABS樹脂をメットに付けたまま事故ったらどうなるかはわからん。 そのへんは自己責任で取り付けて遊んでみよう。ジョークグッズみたいなもんだな!