今年も週間天気予報に雪マークが付き地獄の冬がやってきた。
バイクというのは郵便配達するような原付きやスクーターと一部の変態を除き、スタッドレスタイヤやスノータイヤという物はなく舗装路専用である。なので雪が降ったり路面が凍結したりすると基本的に乗ることが出来ず、我が雪国はおおむね12月~2月の厳冬期に限り満足にツーリングすることも叶わない。
来年の桜を無事に見たいなら外気温5℃未満では乗るなという今さっき考えた格言はあまりに有名だ。
逆に気温5度以上なら乗れるって…コト!?
という訳で今年も冬モードのツーリングに切り替えていこう。走れるうちは走るんじゃ。
冬ツーリング
冬のツーリングはライブカメラと気温と風速のトリプルチェックから始まる。南東北なら上記のURLで確認しておくと便利だ。
冬場は天気予報がいくら晴れだと主張しても山からぶっ飛んでくるレーダーに映らないステルス雪雲が殺意満載で飛んでくることが多く、予報を信じて遠方に行ったら大雪という状況を防ぐため遠方の状況をライブカメラでチェックするのが定石だ。
日当たりのよく大きな国道は予算の関係か比較的冬場でも路面状況が良好な場合が多く、逆に県道市道はヤバい印象。あと標高が上がる山や高原も言うまでもなくダメで、バイクが好むマイナーな道ほど危ない。そのため冬場は当たり障りのないルートしか取れないのが辛いところだ。
カメラでキルされたクッソ哀れな虫くんと共に海沿いのR45を流す。
やはり海沿いは冬場でも比較的暖かいな。何でも夏の間に温められた海水のお陰で気温が上がりやすいとかで、なるほど11~12月は気温的にマシなところが多いっすね~…たまに海風が強い所を除けばよぉー!
バイクは横風にとても弱く車種と体格にもよるのだが風速6mを超えると辛い、風速10mで相当しんどいと思ったほうが良い。
海の幸で有名な気仙沼まで来たら新京本郷店で中華を食う。
海沿いの街で海鮮を食うのはザコ。
気仙沼まで走った後は東北のキューバこと太平洋に浮かぶ離島の大島をぐるっと一周するのが定番コースだ。穏やかな天候であれば12月も十分行ける(寒くないとは言っていない)
600ccの高級暖房で足元が無限に温かいとは言えども気温8~12度なら上下コミネマン冬+ウルトラライトダウンは流石に必須。ここからまだまだ寒くなるんだからおもしれぇよなぁ?今年は暖冬であってクレメンス…