とある真夏日に走行中
スマホくんどうした!?
いつものように炎天下ツーリングしてたらなんか突然画面下が緑色になってチカチカ点滅し始めた(恐怖)スマホまで緑色にならなくていいから…(良心)
どうやら2018年モデルのファーウェイP30 proもとうとう寿命を迎えたらしい。バイクにくくりつけて北へ南へ長いことしばき回したし大往生だろう。値段の割にライカレンズ付きカメラとAI補正の性能が異様に高く、写真を撮る一点に限っては非常に優秀な機種だった。サヨナラ!
そして次なる哀れな生贄、もとい機種はPixel8aくん。カメラ性能はp30に劣るが基本スペックはそこそこ優秀でシバき概が有る。大事に酷使してやるからな…
さてPixel8aということは、クアッドロックが公式で出している専用スマホケースが使えるということ。
クアッドロックとは特殊なスマホマウントで、スマホケース裏にあるこの溝を使い、ガチャリとワンタッチで脱着できる機構を持っている。
従来品のように四隅をハメたり挟み込んだりするタイプに比べると形状はすっきりスリムでスマートな、つまりバイクに便利なスマホマウントだ。
早速クアッドロック本体、衝撃吸収ダンパー、黒ベロを買ってきたぞ。これ全部で約2万円。たかがスマホマウントに2万!?うせやろ?
と言ってもウチのスマホの末路は、電マみたいに振動するバイクに括り付けられ真夏から真冬から雨風まで、それはもう酷い目に遭うため手厚い福利厚生は必要かもしれない。
それでは取り付けて…取り付け…?
クイズ入らないみたい!!!
ZX25Rはクリップオン式のセパハンゆえ取付スペースがクッソ狭く、以前使っていたパチモンRAMマウントなら左ハンドルのスイッチボックスとクラッチレバーホルダーの隙間にギリギリねじ込めたんで大丈夫だろう運転が甘かった。クアッドロックのクランプは横幅がお太くて無理。
よしんばクランプを削って叩き込んだとしても、ハンドル根本の溶接部分に接触してしまいきちんとネジ止めできず無理。どうあがいても絶望である。ダメみたいですね(白目)
さてこっからどうしよう(無計画)
このクソ狭セパハンにスマホマウントを付けようという場合
- トップブリッジのステムホール利用
- ハンドルの隙間にアクセサリーマウント増設
- クソデカアクセサリーマウント増設
- 気合で付ける
のだいたい4つになるだろう。
ステムホールは以前フェザーくんでそれに近い構成をやった時、鍵を回しづらくてキレ散らかした覚えがあり却下。クソデカアクセサリーマウント増設も同じく邪魔なので却下、となれば…俺の答えはこれや!
まずウチの中に転がっていて一番頑丈なアクセサリーマウントを適当なゴム板を噛ませて右ハンドルの根本に取り付ける。
その上に純正マウントを外したクアッドロックを直接取り付ける。このままではハンドルを左右に切るだけでスマホがタンクとカウルをシバいてしまうので微調整を重ね…
そんなこんなでどうにかこうにか取り付けが完了した。
やはりバイクパーツの取り付けは気合とパワーだな。
ゴム板を噛ませたおかげで振動吸収も良さそうでスマホが変に揺れているという事は今のところ無い。かと言ってマウントの剛性感も不足しておらず、思ったよりいい具合に取り付けができた。
これであと10年は戦ってくれよな!