先月、磐梯吾妻スカイラインへ走り納めツーリングに行った際、ローギアに入らない問題が発生した。
今回はそれの解決パートになる。
不具合の内容としては
停車中にニュートラル→ローギアが入らない。
何ならニュートラル→セカンドとサードも入らず、諦めずに5回10回とシフトノブをゴリゴリやれば稀に入るのだが、現状Nにしたら最後もう発進不能の立ち往生だ。
検証したところ
走行中なら(タイヤが回っていれば)入る
冷間時は全く問題なく入る
ブレーキを一瞬緩めてタイヤを転がすと入る場合もある
ギア鳴りは無し
クラッチミートの位置は正常
クラッチが滑っていたり切れていない感じは無い
ダブルクラッチは効果なし
他のギアに入れてからローは効果なし
シフトノブをローギアの入口に押し当てるとアイドリングが自動で一瞬上がりスコッと入る事がある
と言う感じ。
さてどうしたものかと販売店に駆け込んだ所、3ヶ月の保証期間内で保証内容に該当する故障だ、という事で無償で修理してくれるらしい。ZX25Rの時もそうだったけど修理保証がなければ即死だった。あってよかった修理保証。
ついでに原因として疑わしいクラッチもヤバかったらオナシャスと車両を丸投げする。
そして半月後…
帰ってきたコペンの修理内容としては
- クラッチ新品交換
- ミッション(アセンブリごと)新品交換
どうもミッションをバラしてみたらクラッチも終わってたようで、事前の話通りその辺を丸ごと保証で交換してもらった。つまりコミコミ120万の車両が、ナビ8万・クラッチ10万・ミッション30万(値段は全て予想)この3つを保証修理でロハにしてもらい…実質72万の車になったって…コト!?
購入当時からナビ不具合とか問題もりもり盛りだくさんのコペンだったが、しっかり走って粗を出しまくった結果、何やかんや随分とお得な買い物に見えてきたなぁ。
さて部品を換装した感想ですが(激ウマギャグ)
まず乗って驚いたのがクラッチの軽さ。
見積もり当時に試乗して「へ~コペンってこんなクラッチ重いんだ」と思っていたが本来はこんな軽かったのか…
クラッチミートの感触もかなり異なり、衝撃も少なく極めてヌルッとスムーズに繋がる。以前は繋がるまで時間がかかり、しかもギクシャクしやすくコペンって気難しいな~と感じていたのだが全然素直。やっぱり壊れてたじゃないか!
シフトフィールもかなり違う。
硬めでゴッスンと入る以前と比べヌルッと素直に入る。
特にローとセカンドサードの入り方が気持ちがいい。何と言うか無理なくギアが入ってシンクロが仕事してる感触をビンビンに感じまくってます!こんな違うんか(困惑)
ひとまずミッションとクラッチの慣らしがあるため冬の間は峠でシバいたり出来ず、ローギアに入らない問題が完全に解決したかはわからん。
だが原因と思わしきクラッチとミッションが全部新品になったんならたぶん大丈夫だろう。これで心配なく乗れるな!