デデッデッデッデ♪(特攻野郎Aチームのテーマ)
マフラー買っちゃった♡
入れたのはHKSの政府認証リーガマックスプレミアム(31021-AD003)で、コペンのディーラー純正HKSオプションマフラーとロゴと名前が違うだけの当同品だ。
政府認証というのは文字通りお役所が付けていいよ♡と、お墨付きを与えたチンケな社外マフラーである。
音量も排ガスも規制の範囲内に収められている首輪付きでブチあげた過激さはないが、その代わりご近所さんとお巡りさんに怯えず大手を振って走れる所が強み。
エンドがでかあああああああい!説明不要!
どう考えても軽自動車には不必要な100Φぐらいあるクソデカマフラーエンドから感じる爆音っぽい雰囲気とは裏腹に、ディーラーオプションにも採用されるだけあって車検にも余裕で通るほど静かと評判らしい。
そう聞くと音量が物足りない気もするのだが、屋根ないない出来るコペンなら程々の音量でも楽しめるだろうとこれに決めた。
それでは早速走り回ってみよう。
排気音
まずアイドリングは恐ろしく静か。
あれ?マフラー交換したっけ?というぐらい静かで何なら純正のドルフィンマフラーより静か。レビュー通りとは言えこれは少々拍子抜けだ。
さて走り出してみると…
あ゜~~~~~~~~~~~~(理解)
なるほどこのマフラーは踏まない限り静かなのか。
何と言うか走り出すとささやかな乾いた音と風にかき消される程度の低音が聞こえては来るのだけど、大人しく走る分には純正と何が違うの?と言うほどにほぼ変わりなし。
しかし3速2000回転当たりからアクセルをブラジルまで踏み抜くと、社外マフラーっぽいズモォォという低音が聞こてきて、なるほど中々に気持ちが良い。トンネル内だとより顕著でカオォォォン!という乾いた音もはっきり聞こえ悪くないな。
なお、この聞こえ方は屋根を開けた場合の話で、屋根も窓も締め切っていると本当に純正マフラーと何ら変わりないレベル。
ヤンチャ感は少なく、しかし社外を入れた雰囲気は楽しめる程度には音が出る紳士的な音量・音質。よく出来た政府認証マフラーだな。
そう言えばHKS以外にもロッソモデロやDスポーツ、柿本などコペン用マフラーは数多く有るのだが、どうも調べた感じHKS以外は結構な”イイ音”がするらしい。
”イイ音”が出るのは結構なのだけど、それだとグラスウールが痩せただとかの経年劣化により多少音量が上がるだけで車検NGになる可能性が高いという話でもあり、今回は安定安心安牌のHKSリーガマックスプレミアムとなった。
説明書を読むと天下のHKSなだけあって、3~4年または2万キロは音量と音質を保証しているらしい。社外マフラーは経年劣化が怖いからこれは助かる。
性能
目立った変化は無い感じはするものの、何となく気持ち出足のトルクが落ちたような…吹け上がりに谷が出来て3000回転ぐらいからグンッと伸びるようになったような…
まぁ全部気の所為か10分乗れば慣れるレベルの誤差だと思うので、これと言って体感できる性能面の変化はなさそう。
総評
何やかんや県北に有るネーデルガンダムを見にぶらり250kmぐらい走り回ってみた。
個人的にマフラーに求めるのは
「速さとかクソデカ音量より気持ちよく走れること。ただしご近所さんとお巡りさんに睨まれない範囲内で」
であり、その理想に合致したいい感じのマフラーであった。
静かに走ろうと思えば本当に純正と同レベルなのに、ブラジルまで踏めばそれなりに良い音がして悪くない。唯一屋根か窓を全開にしない限り純正マフラーと変わらんレベルという欠点はあるものの、概ね満足できる一本だった。