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クッソ汚い絵描きのブログ

虹絵描きが主に絵以外の事を書いてます、Ninja250先輩&FZ6 Fazer S2くん&シンプロンくん(スリックMTB)乗り。淫夢要素は有りません。

自転車で出来るオートバイのガバガバ練習

最近自律神経の調子が悪く、トドメに風邪ひいてさっぱりバイク出来ないので、オフシーズンにでも投稿しようと思っていたネタを投稿します(ブチギレ)

 

さて、原付きに触ったこともないし普段は自転車ぐらいしか乗らないが、思い立ってオートバイの免許を取ろうと教習所へ通っているノンケ兄貴は居るだろうか。

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教習所だけでは中々上達しないだとか、もっと練習したぁい!とか言うときは、身近な自転車を使って練習してみよう。両方タイヤが2個付いている、そこになんの違いもありゃしねぇだろ!(暴論)いや重さも馬力も全然違う全く異なる乗り物に見えるが、意外と共通する技術は多いのだ。自転車とオートバイじゃ操作方法は一部異なるけど「〇〇の操作に対し車体はこう動く」と理解していれば、たとえ操作は違えど結構すんなり上達するだろう。練習する場合は自宅の庭など、迷惑にならない場所で、プロテクターを付けて…やろうね!

 

自転車で学べるオートバイの技術

目線

自転車とオートバイで共通している一番大きなポイントと言えば、両方バランスで乗る車両だという事ではなかろうか。ドッチモ…タイヤが二個しか付いていない不安定な乗り物で、乗るためにはバランス感覚バランス感覚!が必須になり、それが崩れるとフラついたり足をついたり、悪ければコケたりするのは、オートバイも自転車も両方変わらない。

ではバランスを取る上で重要な事はなんだろうか。

技術!慣れ!根性!とか色々あるが、まずは目線だろう。オートバイは前を見たら前に進み、右を見たら右に進み、下を見たら地面に向かって倒れていくという、見ている方向に進む特性が有り、これは自転車でも同じ事が起こる。嘘だと思うなら、ちょいと自転車に乗って真っ直ぐ走りながら、頭ごと大きく右を見てほしい。ハンドルを切っているつもりはないのに、次第に右に曲がっていかないだろうか?

人の体とは不思議なもので、意識しなくても目線の方向(頭を向けている方向)へ、体の重心が移動するようにできており、また頭を動かすと肩の骨から二の腕あたりも自然と連動してしまうため、見た方向へ自然にハンドルが切れていくのだ。

そういう訳で、自転車に乗っている時も、直進する際は前を見る・曲がる際は頭をオーバー気味に曲がる方向へ向ける・Uターンするときは真後ろを見る勢いで頭を回す・そのうえで決して地面は凝視しない…という事をやって癖をつけておくと、いざオートバイで公道に出てガードレールを凝視してしまい幸せなkissをして終了、みたいな事も回避できるだろう。

 

また目線は、ふらつきやすい低速走行(徐行)でも活躍する。

今度はスローロリスが歩くぐらいの低速で自転車を走らせてみよう。ふらふらして恐ろしく、恐怖から思わず地面を見つめてしまう事は無いだろうか。この場合も決して地面は見ずに、目線は真っ直ぐ・前方遠くを見るようにすることで、ふらつきが軽減されそこそこ安定する。

ふら付いているのに前を見ろと言うのも中々根性が居るが、次第に上達してくると、前さえ凝視していれば、自転車にまたがったまま足をつかず、その場で静止(スタンディング)する事だって出来るようになる気がする。こういった目線は、オートバイの教習では一本橋にクランク、スラロームなど、ほぼ全ての状況で役に立ち、公道に出た後でも必須となるので、日ごろから体に覚え込ませても損は無いはずだ。
 

加速して起き上がる

オートバイではスロットルオンで加速すると、車体は起き上がって直進し安定するという特性が有る。これを利用 して、車体を傾けて曲がっている状態から加速して垂直に復帰したり、フラフラして倒れそうな状態から加速して垂直に復帰させるという技術が有るのだが、こ れも自転車で体験できる。

速度を出した状態ではあまり分からない気がするので、自転車に乗ったら時速5km程度で小回りしながらペダルを強 めに踏み込んでみよう。すると曲がっていた車体がグワッと押し出されて真っ直ぐ直進し始めないだろうか。加速したんだから曲がらなくなるのは当然でしょ? と思うかもしれないが、何となく分かっていても、実際に有効活用して走行している人は少ないんじゃないかと思う。まぁ自転車ではあんまり体感できないと思 うので、そういうものも有るのか!程度に覚えておいてほしい。

これが活躍するのは教習所のスラローム・クランク・波状路一本橋・峠などほぼ全てで、リアブレーキ引きずり並みに大切な技術だ。

 

リアブレーキ引きずり

所で、自転車に乗って時速2~4km(ゆっくり歩く~普通に歩くぐらいの速度)を維持してゆっくり漕ぎながら、足をつかず出来る限り小回りにUターンしてみてくれ。こいつをどう思う?

大抵の場合はフラフラしたり、不安定になって大回りになったり、おっとっと…と、怖い思いをするだろうが、リアブレーキ引きずりを使えば、ビシッっと安定したまま足をつかず、屁をこきながらクルリと小回りできるようになるのだ。

オートバイでのリアブレーキ引きずりとは、スロットルを微開け加速したまま、リアブレーキを弱~中ぐらい踏んで速度を強引に落とし、強制的に速度を一定に保ったりして、トラクションをかけたまま減速したり速度を一定に保つ操作。

フロントブレーキ使ったり、スロットルをオン/オフしたら良いんじゃないの?と思うかもしれないが、オートバイはスロットルのオン/オフでドンツキと呼ばれる衝撃が発生して(車種にもよるけど)不安定になるし、スロットルをオフにすると安定性を失うし、フロントブレーキをかけると車体が起き上がって曲がらなくなったり、サスペンションの伸び縮みで車体が暴れる、という転倒を誘発する厄介な動きをするため、低速走行中の車体を安定させながら速度を維持したい・バイクを傾けている最中に速度を微調整したい、と言う場合はリアブレーキ引きずりを使うのが基本だ。

ちなみに低速走行中にフロントブレーキを使うとどうなるかは、清水さんを見ると分かりやすい。

 

主に教習所で一本橋やクランクで大活躍するリアブレーキ引きずりだが、ジムカーナや峠のヘアピンカーブにも使えるので、覚えておけばコケる可能性をグンと軽減でき、危なげなくスムーズに走ることが出来るようになるゾ。

そんなオートバイの基本スキルみたいなリアブレーキ引きずりは、自転車でも同じことが出来る。もう一度自転車に乗って低速走行してみよう。今度はペダルを回し続けて微加速しながら、リアブレーキをちょいと握り続けて、速度が一定になるようにしてみると、何だかさっきよりも安定している気はしないだろうか?実感できたら、それこそリアブレーキ引きずりである。

それでは早速、リアブレーキ引きずりを維持したまま、小回りを意識してUターンしたり、その場で三回クルクル回ってみるとどうだろうか。目線も合わせて実践してみると、足をつく必要もないぐらい安定し、かなり小回りがきいたり、後輪を軸に直角に曲がったりもできる気がしてこないだろうか。んまぁ、そう、よくわかんかいです。と言う場合なら、ペダルを踏む力とリアブレーキをかける力を少し強めてみると分かりやすいかもしれない。

所でフロントブレーキ引きずりはやらないの?と疑問に思うかもしれないが、フロントブレーキは引きずるのに向かず、悪ければ清水んさんになるため普通はやらない。詳しくは次の項目で解説する。

 

フロントブレーキの特性

フロントブレーキには大きく分けて、

  1. リアブレーキよりも強力に制動(減速)出来る
  2. 車体を直立させる
  3. ブレーキリリースで車体が不安定になる

という特性があるが、まず1に関して。

自動車でも自転車でもオートバイでも、ブレーキをかければ前のめりになり、フロントタイヤが地面に押し付けられ、逆にリアタイヤは浮き気味になる。タイヤは地面に押し付けられた分だけグリップ力が上がってロックしづらいため、浮き上がり気味になるリアタイヤより、フロントの方が減速することに関しては優れているのだ。

リアブレーキでも減速は出来ることは出来るが、フロントブレーキに比べると不得意で、実際にリアだけで急ブレーキしても、タイヤがロックしてズルズル滑ってしまうだろう。基本的にリアは、不安定な車体を滑らかに落ち着かせたり、速度を微調整する事に特化していると考えてよい。古いママチャリとかに乗っていると、リアブレーキの方が強力だったり、またフロントタイヤがロックすると転倒と言う頭が有るため、ついついオートバイでもリアブレーキ中心の制動をしてしまう場合があるかもしれないが、”急停車するならフロント重点”と覚え、普段から矯正しておくと、教習所でやる急制動や、街中のパニックブレーキ、また峠で遊んでいる時にきっと役に立つだろう。

バイ止まらなきゃ!とパニックになった時、リアブレーキしか踏めないと大抵の場合は止まれずに散る。

 

次に車体を直立させる特性について。

理屈はさておき、二輪車は傾けて曲がっている最中にフロントブレーキをかけると、車体が直立し始め曲がるのをやめ、ハンドルが真っ直ぐになって直進し始めてしまう特性が有る。フロントブレーキは非常に強力で頼りになるが、曲がってる最中に使うと直進し始めるというコレのせいで、例えば峠で遊んでいる最中に、カーブで曲がりきれないからと、不用意にフロントブレーキを使ってしまったら最後、ガードレール一直線に吶喊してそのまま散る訳だ。

こう説明すると、フロントブレーキって自爆スイッチの隠語か何か?と、思えてくるかもしれないが、半分正解。車体を直立させるという特性は使い所さん!?を間違うと危ないが、状況次第では有効に使うことが出来る。

例えば真っ直ぐ走ってからの急制動(急ブレーキ)だと、タイヤがロックしない限りは、その直立してしまう特性のおかげで、左右にフラついたり倒れていく事は滅多に無いので安心して停車できるし、右!左!と連続するカーブを走行中に、バイクを傾けている状態から素早く車体を反対方向へ傾けたい!という場合に、あえてフロントブレーキを使って車体を起こすことで、素早く次の動作へ移ることが出来るのだ。

それでは早速自転車に乗って体験してみよう。

ある程度速度を出しながら少々きつめに曲がりつつ、フロントブレーキをコケない程度にかけてみてほしい。すると自転車が曲がるのをやめて、直立しようとする感覚が無いだろうか。曲がってる最中にフロントブレーキをかけるとどうなるか、覚えておくだけでも後々役に立つと思う。

 

最後はブレーキリリースで車体が不安定になるという特性。

オートバイも自転車も、加速中・減速中と、タイヤに何かしら力が働いている時の車体は、カッチリ安定しているのに、加速も減速も何もやっていないニュートラルの状態だと著しく不安定になってしまう特性が有る。その中でも強くフロントブレーキをかけ、ブレーキをリリースした瞬間が一番不安定になる気がするので、早速体験しよう。

まず、自転車でそれなりの速度を出して軽く曲がりながら、フロント8割・リア2割ぐらいの力加減で、コケない程度に強めにブレーキをかけてみよう。前述したフロントブレーキが車体を直立させる特性により、何だか曲がり辛くなった感じがしたかな?それでは、そのまま曲がりながら、即座に前後のブレーキを離してみると、曲がり辛くなっていた車体が、今度は車体が若干勢いよく傾いて曲がり始めないだろうか。

分かりづらいかもしれないが、ブレーキリリースの瞬間、フロントタイヤにかかっていた荷重がスッと抜けて、一瞬だけ車体が不安定になったため、自転車が普段よりも勢いよく傾いて曲がり始めたのだ。クッソ重たくサスペンションが有るオートバイならより分かりやすいが、自転車でも何となく感じ取ることが出来る。

所で、これは何の役に立つの?と言うと、オートバイを素早く傾け曲がる際に使う。

オートバイは加速中・強い減速中だと、直立しようという力が働き車体が安定しているので、傾けて曲がろうと荷重移動しても、直立する力で打ち消されてしまい中々難しい(出来なくはないが)。そこで、ブレーキをリリースした瞬間・スロットルをオフにした瞬間など、あえて車体を不安定にさせる操作を行って、素早く楽に傾けようという話だ。

オートバイが不安定になっている状態は、ライダーの操作(荷重移動)に対し敏感になっており、右へ左へフラフラしてしまうが、逆に言えば不安定になっている最中は、ほんの少しの荷重移動でオートバイを斜めに傾けるとが出来るという事。まぁ峠遊び用の技術なので、教習所ではあんまり使わないかもしれないが、覚えておいて損は無い。

 

ハンドルを小刻みに動かしてバランスとり

誰しも自転車で白線の上だけを走るとか、そんな遊びをホモガキの頃にやったことが有ると思うが、あれも極めるとオートバイ教習の一本橋や低速走行(徐行)で結構役に立つ。それでは自転車で、スローロリスが歩く程度まで、いやギリギリ耐えられる速度まで落として、白線の上を走る感じに真っ直ぐ、出来る限りゆっくり走ってみよう。リアブレーキ引きずりや目線を上手く使えばそこまで難しくは無いだろうが、それでも白線からはみ出してしまったり、ハンドルを大きく左右に切ってバランスを取ったりと、結構ふら付いたりはしないだろうか。

そこで役立つのがこのハンドル操作で、速度を限界まで落としたら、ハンドルを小刻みに左右に振ってみると、さっきよりもいくらか安定することがわかる。理屈は、大きくバランスが崩れてしまってから対処しては手遅れになる場合も有るので、自分から僅かにバランスを崩す→即座に修正を繰り返している感じだ。片足立ちしている時に、あえて手足をユラユラ動かし、アクティブにバランスを取ろうとする行為に似てるな。自転車でも超低速で真っ直ぐ走ることが出来れば、オートバイでも何かと応用が利く。

 

逆に自転車で練習するには難しい事

ニーグリップ

ニーグリップとは、燃料タンクを膝で挟み込み(カカトでも構わないが)、体を保持しながらオートバイを下半身で操作する基本技術、と言うかか姿勢で、スクーターやエクストリームでもない限り、これをやらないとまともに走ることなどできない。だが自転車には燃料タンクなどなく、トップチューブは細く、ましてペダルは常に回っているため、自転車でニーグリップを経験することはほぼ不可能だ。

だいたい1.4kgのヘルメットを装着し、バイクによってはロードバイク並みに前掲しながら、背負い投げされるような減速Gや、首がもげそうになる風圧に晒されるライダーの体を、膝で支えて走ると言われてもピンと来ないだろうが、前傾姿勢に慣れたローディーでも、いきなり前掲気味のオートバイに長時間乗ると膝を痛める場合が有るぐらいにはキツイ。ロードバイクの前傾姿勢は背筋で保持するが、オートバイはそれに加えて膝(と内もも)が重要になってくる。

 

ステップ荷重

オートバイはステップ(足を置くところ)に体重をかけると曲がる。

なんのこっちゃ分からないと思うが、オートバイはハンドルではなく(ハンドルでも曲がれるが)足を置くステップに体重をかけ重心を移動し、バイクが傾きはじめる事で初めて曲がるのだ。

最初にオートバイはライダーが見た方に進むと言ったが、目線の話は「ライダーが顔を右に向けると、自然と体重が体の右側に集まりバイクが傾いて曲がる」という話で、ステップ荷重も「曲がりたい方向の足に体重かけるとバイクが傾いて曲がる」という重心移動方法の違いだけで、両方やっていることは同じ、体重を使った曲げ方だ。

これも自転車で練習できたらいいのだが、ペダルがほぼ回転し続けている自転車では、ステップ荷重と言われても鍛えるのは難しいだろう。似たような感覚で例えると、自転車を両手手放しで走行しても、下半身である程度曲がる方向をコントロールできてしまうが、あんな感じにハンドルを使わなくても、腰とペダルの力加減で自転車をコントロールしている時に似ている。ハンドルは添えるだけで大事なのは重心移動だ。

とりあえず、オートバイでは曲がりたい方向の土踏まずから、カカト当たりに体重をかけるイメージだと覚えておけば大丈夫だろう。まぁ別にステップ荷重を意識しなくても、目線を向けるだけで曲がれることは曲がれるし、ハンドルを押すように上半身の体重を使って曲がることもできるから、最初のうちはそこまで重要視しなくてもいいかもしれない。