山もりの保冷剤…
山もりの保冷剤…
山もりの保冷剤…
ごきげんなツーリングッッ!!
寒くてバイクに乗れない冬に、知恵と勇気とコミネマンウィンターとワークマンイージスで戦い勝利してきたように、我々は夏にも勝利する(クソ翻訳洋ゲー)
と言う訳で、東北ですら37度近く気温が上昇し、バイクはもとより外に出るだけで気軽に即死しかねない気温の中でも、どうにかしてバイクに乗る最強最安装備を編み出したゾ。
コミネマンタロウヤマ(キメラ)
熱いなら冷やせばいいじゃないという事で、コミネマンフルメッシュの下にモノタロウ保冷剤ポケットベスト、そこにアイリスオーヤマ保冷剤300gを4個突っ込んでいるという状態。
モノタロウベストは1300円、アイリスオーヤマ保冷剤は5個入り750円と実に安価。誰でも簡単に用意でき、冷凍庫さえ確保できれば稼働に電気も水も不要。ランニングコストは非常に安い。
さて効果の程はどうだったか。
34度ぐらいの中で600ccフルカウルに乗りながら、渋滞に突入しファンが回っても何のその。保冷剤無しだととっくに熱中症で死に成仏している状況でも、ちょっと汗ばむかなぐらいの体感温度で非常に快適だ(無敵)
エンジンの排熱や太陽光で温められた血液が保冷剤で強制的に冷却されて巡回しているような感覚で、空冷から水冷に更新されたエンジンの気分を味わえた。結露した水が垂れてきて気持ちがいい(キチスマ)
なぞなぞで「上は洪水、下は大火事なーんだ」(正解は風呂)ってのが有るけど、今度から真夏にバイク乗ってるあたおかライダーと答えよう。
欠点としては、モノタロウベストのポケットの位置が悪く、肩甲骨あたりと両乳首を冷やすような位置にあり、お太い血管が有るわきの下や首の後ろ付近など、効果的に体温を冷やせる場所に保冷剤を貼り付ける事が出来ない。
ダイソーのメッシュポーチを縫い付け改造すれば、少ない保冷剤で更に体温を冷却できそうな気がする。
追記:モノタロウ保冷剤ベスト改良
胸にあった保冷ポケットをわきの下に移動し、またベルクロ(マジックテープ)固定式だった脇腹も当職の体形に合わせて縫い、半分オーダーメイド品みたいにしてみた。
やはりわきの下はキンッキンによく冷えるようで、保冷剤を左右に1個ずつ、合計2個あれば35度の中でもまぁ熱中症にはならないだろうという程度には体温を下げられる。
下半身と上半身で体温が大幅に異なっているような、何だか体に悪そうな冷え方をしているが、熱中症で体を壊すよりはマシである。
チクチク縫う必要はあるが、保冷剤も大幅に節約でき、冷却効率も向上するので、モノタロウベストを買ったら必ず保冷剤ポケットの位置は移動しておこう。
こんなクソみたいなペースでも保冷剤のお陰で快適なのだが、300gの保冷剤はおおよそ1時間で完全に溶けてしまい冷たさを失う。
ポケットの場所が悪く効率的に冷やせない未改造のモノタロウベストでは、同時に3~4個使用しないとあまり冷えず、今回10個3kg持っていった保冷剤は節約しつつも約3時間で使い切ってしまった。
フルパニアに保冷剤満載で走るんでも無い限り、昼間の一番熱い時間帯に使ったり、家から出て涼しい山の上に行くまでの時間稼ぎに使ったりと言うの用途が最適だろう。
とりあえず保冷剤ポケットの位置改造は急務だな。このままだと両乳首を凍傷で失ってしまう(焦り)
あっそうだ、熱中症対策記事も読んで?