平年より一週間ほど遅い紅葉をのんびり巡っていたら気づけば11月が目前。
11月は東北の山々が5ヶ月間の冬季閉鎖に入り、県越えするための峠道が軒並み凍結積雪する時期だ。そうなるとスタッドレスタイヤの無いバイクはお出かけ出来なくなる訳で、要するにバイクに乗れるシーズンの終了が迫っている。
というわけで来週にも冬季閉鎖に入る蔵王エコーラインへ紅葉狩り兼走り納めだ。
蔵王エコーライン
プロは山形側から登るの法則からまずは西蔵王へ迂回しよう。
蔵王エコーラインは富士山の権利を主張している山梨県と静岡県と同じく仙台県と山形県の間にあり、東の仙台方面から登るか西の山形方面から登る選べるのだが、9~10月のめちゃ混む行楽シーズンでは東の仙台方面が激混みするため、グルッと山形県側に迂回して空いている西から登るのが通と言われている。
ヤマガタスゴイタカイビルを眺めながらエコーラインへ侵入。
麓の入口付近はほんのり色づいている程度で、この辺は冬季閉鎖した後あたりが見頃だろう。
中腹あたりまで登ればいい具合に色がついてきてちょうど見頃。
心配していた渋滞もほぼなく、それどころか平日なためかそれなりの速度で地元走りしていく快速カーが多いのはありがたい。交通量はやや多めながらも流れは速い。
お~ええやん
軽く落葉が始まっている箇所はあれどほぼ完璧な紅葉だ。今年の紅葉狩り後半は当たりが多い。
流石に蔵王ハイラインにまで来ると森林限界なこともあってか紅葉している木は少ないな。さてせっかくだから頂上にあるお釜まで行こう。
うっそだろお前(雪)
登る前から何か山肌が白っぽいなと思っていたんだけどやっぱ雪やんけ!!!既に頂上付近では積雪が始まっていた。標高1000mを超える山なだけあって10月と言えど普通に降るんだなぁ…やはりこれが今シーズンのラストエコーラインになりそうだ。
終身名誉大都会山形県もよう見えとる。
付近を見渡すと山肌にもちらほら積雪が見えて冬季閉鎖まで秒読みなことが伺える。それにしては気温が10度とまだ温かく、やっぱ今年は気温高めかもしれない。
これにて今年の蔵王走り納めとなった。次来れるのは来年のゴールデンウィーク頃になるだろう。
ほなまた来シーズン!