大 正 義 キ ヤ ノ ン
酷使の余り溺死したミラーレス一眼ニコンJ1 ちゃんに代わり、大正義キヤノンのデジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X50 に選手交代。EOS kiss兄弟で最も安っぽく実際安い廉価版だが(小さく軽くニコンJ1ちゃんと同程度の性能なら)ええんやで。
どうせツーリングで雨の中雪の中酷使するのだから、バッグへ適当に突っ込んで走り出せる気軽さが大事。じゃけん大事に酷使しましょうね~。
という訳で試し撮りに宮城県にある県民の森近辺に行ってきた。
はぇ^~一眼レフの背景ボケすごいっすね^~
なおレンズはキヤノンEF50mm F1.8 IIの単焦点撒き餌、それにPLフィルターを付けている。
私がバイクに乗る際は、度入りアンド偏光アンド調光サングラスを付けており、見ている景色とカメラに映る景色が違うことが不満だったので、なら偏光機能があるPLフィルターと、フィルターを便利に使うための単焦点レンズを使えばいいじゃん(いいじゃん)
などを全部揃えても45kで済むのが入門用廉価一眼と撒き餌レンズの凄さである。
なんだこれは…たまげたなあ…
思った以上に美しい写真が撮れて背景ボケが楽しい(小並感)
やっぱりニコンJ1ってクソだわ。
一時期ニコンJ1に2万の単焦点レンズを組み合わせようか血迷ったことが有ったけど、大天使キヤノンのX50にその他レンズ諸々くっつけた方がコスパアンド性能ダンチやんけ。センサーサイズの違いってやっぱり凄いわ。
今回初使用したPLフィルターも期待通りの性能を発揮。今まで鬱陶しかった反射やてかりが消えるってはっきり分かんだね。
大きさも予想よりずっと小型でツーリングのお共に悪くなさそう。でかいタンクバッグ必須かなと思ったけどそんなことは無かったぜ。だいたいニコンJ1を2枚重ねしたぐらいの大きさ。
eos kiss x50ちゃんの大きさをエクスペリア acro HDちゃんと比較
なお、タナックスのスラントタンクバッグMにもちょっと盛り上がるが収納可能。ただ素の状態で入れても頭が2cmほど飛び出ており、クッションを敷いたり巻いたりした場合は蓋が結構盛り上がるので注意。
なおミラーの動作音は甲高くカシャカシャと結構大きいため、ミラーレスのニコンJ1でよくやっていた、腰だめアヘアヘ無音連写マン(意味深)は不可。人が多い観光地だと気を使うやろなあ…
追記:EOS X50のインプレ
暫く使ってみたのでインプレ追記
外見
猛烈に安っぽい。
安っぽいと言うか鬼のコスト削減で実際ヤスイからこの外見になったんだろうけど、それにしたってその辺のコンデジより質感が悪い。
ボディーはつるつるした艶消しのプラスチックとしか言いようが無く、暫く使ってると塗装が簡単にはがれてテカってきそう。
だがそれは素手で握っている時に気になるだけ。
上でも書いたが、私が写真を撮影する際は分厚いラディンググローブやフルフェイスヘルメットを身に着けたままなので、分厚い合皮グローブ越しなら質感がどうとか気になる事は無い。
まあ見た目はともかくかなり小型なボディーなので、取り付けるレンズにもよるが、タンクバッグやシートバッグに突っ込んでツーリングに連れて行ける気軽さは気に入っている。
操作性
ボタンが大きく押しやすいので、分厚いライディンググローブを装着したままでも、とても操作しやすく素晴らしい。
小型化命のコンデジやミラーレスではグローブ越しの操作が非常に面倒だったので、この点はよく考えられて作られているなと感心する。大きいボタンすき。
またタッチパネルを搭載していないのも助かる。グローブ越しではry
液晶・ファインダー
うーんこの液晶
ライブビュー撮影は期待しない方がいい。液晶は5世代前のコンデジぐらい荒いため、ファインダーを覗けないアングルでどんな感じに映っているのか確認する程度しか使えない。
だがファインダー撮影に慣れてしまえばライブビューなんぞ使わなくなるので特に気になる点ではなかった。
小さいボディーのお蔭で、フルフェイスヘルメット(ショウエイX-12)を被ったままでもファインダーをある程度覗ける。
しかし目に密着するほど覗き込むことは不可能なので、ファインダー内部にあるF値やシャッタースピードなどのの表示は殆ど見えないが、ピントが有っているかどうかの確認だけは可能だ。
数値の調整はディスプレイを見ながらやるので、マニュアル撮影でもやろうものなら面倒になる。
シールドを開けてカメラを僅かに突っ込む感じだが、ヘルメットのお蔭で意外とホールド性も良く悪くは無い。
バッテリー
一度のツーリングで50~100枚ほど撮影するが電池残量に不安は無い。2泊ぐらいのツーならギリギリ持ちそうな感じだろうか。