ダンロップのアルファ14を入れたいあへあへツーリングおじさんが一番気になること。
それはこの世の終わりみたいな悪天候や悪路でどの程度戦えるのか?という辺だろう。
ダンロップは他のハイグリップに比べるとそれなりに悪天候に強くストリートにも対応しているタイヤだと謳っているのだが、それにしてもあのタイヤの尖り具合と溝の少なさを見たらだいたいのあへツーおじさんは尻込みしてしまう。
というわけで東北住まいの当職が冬や悪路でテストしてみたぞ。
冷え・低温
そういえば初詣してなかったのでついでに行ってきた(唐突)
さて、タイヤが冷えた状態や気温0度前後の東北の冬でどの程度食うのかというインプレ。結論から言うと普通に走る分には特に問題なし。
東北の冬は最高気温が0~5度ぐらいが一般的だ。
そんな冷えた状況でも急がつく操作をせず雨天時みたいなそれなりの安全運転をしていれば怖いと思ったことはなく、タイヤが温まってきたら少しキビキビ走ってもズルッと行くような事は一度もない。
まぁニーハンの軽い車体とクソ雑魚馬力じゃタイヤに対した負荷もかからんのだが、ハイグリップタイヤの低温と言えば冷えたロッソコルサこと冷えコルが最も有名で、毎年SSが破壊されてはツイッター峠を賑わせているあたりα14も警戒していたのだが予想よりずっと食う。
こいつは低温にもそこそこ強いらしい。
悪路と雨天
α14で4輪も走れる千里ヶ浜みたいな砂浜を走った感じゆっくり走れば不足なし。
なお、そうか!じゃあ砂浜に突撃や!とかは…やめようね!踏み固められていない緩い砂浜はブロックタイヤのオフ車ですら穴ほって沈んでゆくほど。オンロード車ごときが対応できるものではない。
でも面白そうだから突撃して砂に沈んだら写真送ってくれ。
続いて雨天走行。
これも思ったよりずっと食う。感想としてはタイヤの冷えた低温走行と同じで急のつく操作をせず安全運転していれば特に何か言うほどの事は起きない。
総評
α14は低温にも雨天にも悪路にもそこそこ強く、それなりに安全運転さえしていればツーリングユースにも対応できる良いタイヤだった。見た目もスポーティーでかっこいいしな。
切れ込みの鋭さや倒し込みの軽快さなどの運動性能はツーリングタイヤに比べると圧倒的で、あへあへツーリングおじさんが試しに一度入れてみても案外悪くないんじゃなかろうか。