ninja250(13~16')はバイアスタイヤ指定である。
が、どうやらラジアルタイヤもポン付けできるようで2017年のninja250スペシャルエディションではサスセッティングを変更せずに純正タイヤがラジアルになった。ならぼくもしゅるぅ^~
所でバイアスタイヤとラジアルタイヤってどういう意味?(レ)言うと、ミシュランのHPでも読んだほうが早い(投げやり)が、大雑把に言えば…
バイアス
- 製造コストがホモビ男優のギャラ並みに安い
- トレッド面は軟く乗り心地に優れている。
- 軟いのに頑丈な設計でひで並の耐衝撃性。ただしタイヤの剛性は劣る。
- 頑丈な設計のためサイドウォールが硬い…硬球…そのためラジアルに比べ路面追従性や操縦性は劣る
- 発熱と転がり抵抗が大きく超スピード!?には向かない
(バイアス指定のバイクはサスが硬い)
ラジアル
- 製造コストがホモビ男優のギャラ並みに高い
- トレッド面は硬く乗り心地は劣る
- バイアスに比べると強度は低いがタイヤの剛性は高い。
- やわらかサイドウォール等で路面追従性に優れている
- 発熱と転がり抵抗が小さく高速走行に向いている
(ラジアル指定のバイクはサスが軟い)
と言う感じに、安くてそこそこの性能で小排気量向けなのがバイass、お高くて高性能で中~大型向けなのがラジアルになる。
まぁラジアルに近づけたバイアスタイヤとか、バイアスに近づけたラジアルタイヤとかも有るので、そこまではっきり区別されているわけではなく、ラジアルのツーリングタイヤとバイアスのハイグリップタイヤが殴り合ったら必ずラジアルが勝利するわけでもないので大まかな話しだ。
なおバイアス指定のバイクにラジアルを履かせるとセッティングが崩壊しておまんこになるわという話しを聞くがkwskがやってるんだし大丈夫でしょ(軽視)
タイヤをinして下さい?
今履いているのはコスパ最強のツーリングバイアスタイヤであるIRC RX-02。
こいつはスポーツ寄りのツーリングタイヤで、ライフも長くミニサーキット遊びしてもそれなりに走り、前後工賃込み2.4万と値段を考えれば中々優秀なコスパを誇るタイヤ。
製造から2年目でミゾはまだ2~3mmぐらいは残っており、あと3000kmは余裕で持ちそうな気がするけど…微量なひび割れも出てるしそろそろ変え時だな!(建前)スポーツラジアルタイヤ入れたいんだよぉ!!!!!(本音)ちょっともったいないけどRX02には死んでもらいます。
GPR300入っ、ちゃっ、たぁ!
中々いいおまんこしてるじゃん(感心)
ガチ寄りスポーツツーリングっぽい立ち位置で好評なレビューが多いので入れてみたGPR300のパターンはちょっとレーシー気味でやる気!元気!いわき!ある感じで普通にかっこいい。
タイヤの横幅は若干太くなったように見える機がするけど、RX-02が特別尖って細身だったこともありこんなもんだろう。整備士のオニーハンに「こっちのタイヤなんかさ、すごいんだぜ?(大意)」と注意事項を神妙に聞きつつ、早速皮むきに走り出すと…
えっ(素)なんだお前このちんこ…(驚愕)
真っ直ぐ走った瞬間にもう違う。いやもうバイク屋から出る交差点から全然違う。
どう違うって何もかも違うのだ。バイアスタイヤの感覚だと曲がろうとするフロントと、それに追従しようとするリアと言う感じに、タイヤがそれぞれ違う役割を担っているのだとはっきり分かる感覚があり、素直で分かりやすい挙動だった。
しかしバイアスラジアルでは、リアはフロントに追従するんではなくフロントタイヤが曲がる前からリアが自分から勝手に曲がろうとし、まるでフォークリフトみたくリアタイヤに操舵が着いているかのような異様な挙動でバイクがヌメヌメ(SZY)動きぶっちゃけキモい。
バイアスと同じ感覚で傾けようとするとヌルゥっと変な動きをするぐらいにキモい。
しかしそれが走行に悪影響を及ぼしているのかと言うとそうではなく、勝手に曲がっていくのはキモいけど、ライダーがバンクを止めればきちんと従いイメージしたバンク角でビシっと安定。少々気合を入れてもっと倒しこもうとしても積極的にタイヤがヌメッと切れ込み、バイアスだと外に外にと流れそうな場面でも内にヌルヌル入って実に頼もしい。そうか、路面追従性が高いというのはこういう(ヌメヌメ)…ことだったのか(発見)
バイアスのRX02は素直かつシャープな動きで主張が少ない感じだったけど、ラジアルのGPR300はライダーのイメージにタイヤが合わせて変形しているような感じで、オラッ!日和ってんじゃねぇぞ曲がれ!と言われているような、タイヤに全てをお任せできそうな強いバブみを感じ好きだし嫌いじゃないよ。
乗り心地も特に変化せず普通にしゅき(退化)
皮むき
と言うわけで皮むき&アマリングを削ってみた。
あまり尖った形状ではないため、適当に流してもアマリングは殆ど削れてしまい、道の駅でタイヤフェチのオッサンに絡まれても安心できる良いタイヤだ。なお気温は3~5度の中で皮むきしても表面が軽く毛羽立つ程度には良く食いついてくれるので、なるほどぉ~あまり気温が上がらない時でも頼りになりそうで素晴らしい完璧なタイヤっすねぇ~
値段を除けばよォー!!(上げて落とす)
と言うのもこのタイヤ、工賃コミで前後4万する。
お前大型のタイヤ代じゃねぇんだぞ!バイアスのRX02は前後工賃込みで2.4万。リア180履くフェザーS2くんでさえツーリングラジアルタイヤ付けた時は前後で3.4万だから、GPR300は大型のツーリングタイヤよりお高い訳で。ウーン…(絶命)まぁ一度スポーツラジアルを付けてみるのも良い経験だし(震え声)
みんなもクリスマスプレゼントにはラジアル入れて金を溶かそうね!
さて最後にバイアス指定のバイクにラジアルを入れ手はいけない(戒め)と言う都市伝説について。
確かに操作性が別のバイクかと思うほど変化してしまうけど、高速を2区画ほど流しても峠でアマリング削っても、GPR300+ninja250の組み合わせに限って言えば特に危険な挙動もせず、ヌメヌメした操作感にさえ慣れてしまえば、新鮮な感覚で楽しくよく走る普通に優秀なタイヤだった。
多分サーキットや庭でガチ走りした時とかに、バイアス指定のセッティングではラジアルタイヤの性能を完全に発揮できない…というデメリットが浮き出てくるんではなかろうか。当職は特に気になる問題もなく次のタイヤでバイアスに戻す予定なのでこのまま乗ります(横着)
オニーハンのタイヤに4万は狂う^~
追記:GPR300は1万キロ持った