クッソ汚い絵描きのブログ

二次元お絵かきマンのバイクブログです。Ninja250→ZX-25Rくん&FZ6 Fazer S2くんに乗って車載動画やブログ書いてます。

ninja250タンクキャップのゴムがひび割れたので修理

いつものタンクキャップ定期点検で見つけた。

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ゴムパッキンにヒビが広がってないか?

まず07‐17年ごろのninja250はタンクキャップに持病があり、主な症状として「ゴムパッキンの劣化が早く雨水侵入」「鍵穴からガソリン大噴射」「タンクの妖精」「シートは引っ剥がす」「あたしはさらう」「お次はターザンと来たわ!」

うちもそろそろヤベーかなと最近は定期的に点検していたのだが、7歳8.5万キロにしてとうとうパッキンにヒビを確認した。

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心なしか給油口に点サビのような茶色い物も付いていてヤバあるな。

野ざらし車体は2年目でゴムパッキンが死んだという報告もあるので、7年目8.5万キロならタンクキャップの寿命とも言えなくもないか。

なお13年目になるフェザーくんのタンクキャップは全く問題ないあたり漢カワサキのクソ品質を感じ震えてる。

 

このままにしておけないので可及的速やかに修理しよう。放置するとヒビから水やゴミが入り込んでしまう。

ガソリンタンクに水やゴミが入りこむとどうなるか。タンクは燃料ポンプやインジェクターなど多くの壊れたら高くつく機械を経てエンジンまで繋がっているわけで、それら全てに水が入り込み錆びて、詰まって、エンジンが壊れて、

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要するに放置すると致命的な故障が待っている。

手遅れになる前になんとかしよう。

 タンクキャップ修理

修理の方法について。

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普通にゴムパッキンだけ交換すればいいのでは?と思うかもしれないが、実はパッキン単品でパーツが出ず、注文する場合はタンクキャップ丸ごとのみ。どうも分解修理は想定されておらず、アセンブリ交換しかできない様だ。

定期交換が必要なゴムパーツなのにうっそだろお前と思うかもしれないがマジで全交換しかできない。

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なのでアセンブリ注文しました(半ギレ)

品番は「(I/X)キャップ(タンク) 51049-5009」謎中華社外品も検討したがモノタロウで8000円鍵2本付きと、そこまで高くもないので今回は純正品をポチる。確かめたいこともあるしな。

 

www.monotaro.com

今回注文したタンクキャップは14年式ではなく、最終型17年式の物。

というのも、ninja250は13-14年式と15-17年式ではタンクキャップの品番が異なるのだ。ガソリンタンクとキャップの形状自体、初期型13年から最終17年まで変化がないはずなのになんで?(現場猫)と疑問に思った当職は

「初期型ninja250はパッキンの品質に問題があり、高年式は対策品になっているのでは」

という邪推に至り、検証すべく17年式の物を注文してみた。

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左が14年式、右が17年式。

TKGW様、ゴムパッキンの素材が異なっーーーーって見えるのは私だけでしょうか。

そのほか乳首みてぇなゴムパーツも素材と径が変更されているようで、やっぱり対策品になってると思うんですけど(看破)考えてみると雨漏りするメーターカバーもこっそり対策品に変更されていたし…あっふーん(察し)

やっぱりカワサキの初期型は有料デバッグ車両だな。

交換取付作業

ではアセンブリ交換しよう。

旧キャップくんの外から見えるボルトと、内部の隠しボルトを外すと、ガソリン噴射で変色しまくったきったねぇ旧キャップが外れる。

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タンク内部にネジやゴミが落ちた日には取り出すことも出来ず自爆するしかないので、予め適当なもので給油口を塞いでおくといい。ただし静電気が発生するようなもので塞ぐと、ガチで車両火災になりかねんので注意。

あとバラしたついでに水抜き穴もキレイにしておこう。ここが詰まると雨水が逆流してエンジンが終わる。

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そして新キャップを取り付ける。

17年式キャップはゴム類の素材は変わっていても、ネジ穴や寸法自体は変化が無かったようで、14年式タンクへ普通についた。ガソリン漏れナシ!始動ヨシ!開閉ヨシ!

ライダーの視界に入るパーツが新品になると、何だか新車当時を思い出す。まぁ新車当時からガソリン噴射していたんですけどね初見さん。

キー1本化

取り付けが終わったら次の作業に入る。

鍵を使うパーツを交換した際にやる事と言えば「キー1本化」

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これは、新車当時ならメインキー1本でイグニッション・タンク・タンデムシート全てに使用できたが、タンクキャップを交換したらここだけ鍵穴が異なるため、もう一本カギをもつ必要が出る。

なのでキーシリンダーをバラし、今までのメインキーが刺さるよう改造する、という作業が入るわけだ。

わけなのだが…

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ここまでバラしてもキーシリンダーが外れる気配はなく、これ以上外せそうなボルトも無い。

ぶっ壊す覚悟でバールの様な物でコジってみた感触からすると、ここから先のパーツはカシメてある気がする。イグニッションシリンダーもカシメてあるカワサキならやりかねん。

ちなみに、ゴムパッキン自体は見えるネジを全部取るだけで簡単にはずせるため、新品タンクキャップからパッキンだけ移植することも可能だろう。今回は旧タンクキャップがガソリン漏れできったねぇ事になっていたため全交換とした。

 

と言う訳でキーシリンダーをバラす事は出来ず、キー一本化は事実上不可能っぽいことが分かった。こっからどうするよ(無計画)

キーカバーと鍵加工

キーシリンダー移植が不可能なことが分かった。

そうするとメインキーに加え、見た目が紛らわしいタンクキャップ用のキーをもう一本持ち歩かねばならん。よし、どうせ鍵が増えるならオサレにしてみよう。

 

まずamazonでキーカバーをポチる。

キーカバーは文字通り鍵のコンドームで、上にかぶせて傷防止やドレスアップするものだ。トップブリッジの傷防止にラバーまたは革仕様で一本だけ収納できる小型の物、という条件でこの本革キーカバーを注文した。

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値段に対し質感はまずまず。しかし小さすぎてバイク用の鍵がクイズ入らないみたい!(ガバ)

バイクや車の限って、押し込んで回すため住宅の鍵に比べかなり長く作られているんだよなぁ…

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じゃけん短く切り詰めましょうねぇ~(キチスマ)

加工してポン付けは基本中の基本。まず鍵の黒い取っ手部分を切除する。

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ここプラスチックかと思いきや硬いゴムで出来ていて、デザインナイフを差し込んでズボズボすると三枚おろしされたバイオサーモンみたいに剥がれ、その中からきゅうべぇの顔面に見える鍵本体が出てきた。こんな形してたのか(困惑)

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てっきり取っ手の真ん中に固定用のピンを差し込む穴が開いていて、それを再利用してキーリングを突うずるっ込っこもうと計画していたはずが、開けてみれば思っていた形と異なりキーリングを差し込めるちょうどいい穴がない。

風穴あけたるわ(殺意)

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こうしてキーリングを通し、さっきのレザーキーカバーに取り付ける。

普通の革のキーホルダーみたいでオサレだと思う。これをメインキーのキーホルダー代わりに繋げておけば、紛失したりツーリングに持ち忘れることはあるまい。ちょっと固いが革だしトップブリッジが傷だらけになる事もないだろう。ヨシ!