今 日 は 大 寒(-5度)
こんな日にバイク乗ったりメンテする気狂いがいるらしい。最高気温0℃って何だよ(冬本番)と言う訳で、暇を持て余している東北のライダーは、ちょいちょいとメンテナンスや盆栽の準備を行うのだった。
ninja250冷却水交換
やる事ねぇなぁ~暇だなぁ~オイどうするよぉ~
所で当職のninja250も納車から5年と6.6万キロになり(唐突)冷却水は5~7年または10万キロが交換の目安なので、少々気が早いが大して費用もかからないし、冬の間に交換してしまおう。
まずはサイドカウルをおやつ感覚で外し、ラジエーターキャップとリザーブタンクを露出させる。手が小さい人なら、サイドカウルの上の黒いカバーを外すだけで、ラジエーターキャップに手が届くゾ。キャップ外して様子見るだけならそれだけで済むのはありがたい。
しかしフルカウルは、何をするにもまずサイドカウルを外す必要があり、サイドカウルを外すにはアッパーとテール以外のすべてを外さなければいけない、という知恵の輪みてぇなカウルは流石になれたけど毎回バラすのは中々面倒。
その昔、童貞では脱がせる事が出来ない複雑な服の事を「童貞を頃す服」と言い、お絵描き・コスプレ界隈で流行したけど、最近のフルカウルも、ある意味バイク処女童貞を頃す服を着ているんだよなぁ…
5年目のラジエーターキャップを外して様子見。
ゴムにダメージも無いしまだ大丈夫でしょ(適当)カー用品店とか行くとラジエーターキャップは1年に一回交換しろ(不安を煽る)とか書いてあるけど、ninja250純正のラジエーターキャップassy(49085-1066)って2,500円ぐらいして毎年気軽に交換するにはちょっと高い。
まぁこれも5~7年で交換なので、夏前に交換しておこうか。
次に冷却水のドレンボルトを探す。
この辺にある銅ワッシャーが付いたボルトがそれなので(適当)取り外してクーラントを排出しよう。一般男性の様に!
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!
なお、思ったより水流に勢いがあり豪快にぶっかけられて慌てて水で洗う(ガバポイント)
きったねぇ!糞だぁ…
なんか油浮いているけど、排出されたクーラントから出たものではなく、当職が横着して廃エンジンオイル受けのトレーをそのまま廃クーラント受け使ったため(ガバ)器の底に残ったエンジンオイルが浮いているだけで、実際は普通に綺麗な緑色。
なお冷却水は有毒なので、排水溝に直接流したり、飲んでしまわないように正しく処理しようね!
当職の処理方法は、ポイパック(夕立ちゃん)などの廃油パックを使って燃えるゴミに出したり、空のクーラント容器に一旦溜めてから、廃オイル類を4リットル当たり350円で引き取ってくれる、近所のガソリンスタンドで処理してもらったりしている。
何でもクーラントは甘く美味しいらしく、匂いにつられた野良猫とかが地面に垂れた物を知らずに舐めてしまうと死に至る。なので自治体に指定されている方法で処理しよう。
リザーブタンクからも冷却水を抜く。
しかしフェザーS2くんの冷却水を交換した時は、隙間に手が入っていかず、タンクを外すのも面倒で、使い古した浣腸器(エネマシリンジ)が大活躍した物だが、ninja250先輩は図体に比べエンジンが小さくスペースに余裕が有るため、ゴムホースを外すだけで排出できるのは楽。
クーラントを全部ドバったら、銅ワッシャーを新品に交換してドレンボルトを締める。
締め付け指定トルクは9.6N・mと非常に弱く、パワー系バカ力で締めると一発でエンジンを破壊してしまう。良い子は…安物でもトルクレンチを使っておこうね!
さて新しいクーラントを入れていこう。
今回入れる冷却水は、フェザーS2くんと共通のクレ スーパーロングライフクーラント(青色)ワコーズから出てるSS向け高性能クーラントとかも気になるけど、大した排熱も無い250ならそこら辺に売ってる激安クーラントで十分。要は凍らず錆びなければ何でもいいのだ。
ちなみにクーラントの冷却性能は真水の割合で決まり、含まれる水が多ければ多いほど良く冷える。しかし水の割合が多いと、錆びやすく凍りやす胃などの欠点があり、特に東北みたいな寒冷地には向かないので、当職はマイナス40℃対応のクーラントにしているゾ。
まぁ東北と言えど、よっぽど寒くても-8~10度ぐらいなので、もう少し冷却に振ったタイプでも夏場楽そうだが、クーラントが凍るとエンジンがオシャカなのでまぁいいだろう。
入っちゃう…ハイチュウ…
ラジエーターキャップから溢れるちょっと前ぐらいが適正、リザーブタンクに入れる量は、冷えてる状態でMAXとローの中間が適正。
新しいクーラントを入れたら、エンジンをかけてウォーターポンプを動かしエア抜きを行おう。エア抜きと言っても難しい物ではなく、エンジンを始動しオートチョークが収まるまでエンジンを温めると、冷却水が循環し始め勝手に空気が抜けるので、ラジエーターキャップから空気がボコボコ出てくるゾ。
空気が出た分クーラントがどんどん減ってくるので追加してあげよう。
…しかし、現在の気温は-1度のためエンジンがさっぱり温まらず、全然エア抜きが出来ないんですがそれは大丈夫なんですかね(池沼)
とりあえずラジエーターキャップをいったん閉めたら、エア抜きがてらその辺をぐるっと走ってエンジンを温め、もう一度ラジエーターキャップを空けてクーラント補充する事に。それでも大して温まってないからおもしれぇよなぁ!
ちなみに通常だと、走行後にラジエーターキャップを開けてしまうと100度近いクーラントが一気に吹き出て大やけどするので、ある程度冷ましてから開けよう。
テスト走行
冷却水交換後のテスト走行しつつ、にりんかんで淫邪先輩の盆栽パーツを注文しながら女子会していると、こっそりCBR250RRを新車で納車ァ…していたちんぽこ先生が見せびらかしにやってきた。
ふーん、エッチじゃん。
当職も以前試乗した新しいCBR250RRは、装備や質感やスタイルなどニーハンとは思えないぐらい高く、大型買えるレベルの価格を見なければ好感触でエッチだった。
見たい~見たい~真っ白い新車の外装慣らし見たい~(夕暮れマイナス5度)
真冬の大寒に夕暮れまでなにしてんだこいつら(賢者)東北は今から半月ぐらいの期間が一番寒いのに本当に何をしてるんですかね(呆れ)
この後6Rおじさんが信号スタートでガバ開けして直線でハイサイド(高等技術)起こし散りかかってました(半笑い)この季節この気温だと、タイヤはプラスチックみたいにカッチカチで1mmも信用できないので気を付けようね!