所で、このチェーンを見てくれ。こいつをどう思う?
6日目で一緒に走ってるべるたまのお兄ちゃんのドライブチェーンが限界を迎えました(悲しみ)やっぱりな(レ)
初日から後ろ走っていると、大迫真の異音を奏でながらリズムカルに暴れまくってる色のガバガバチェーンがずっと気になっていて、ホテルでシコった後に時間余ったので詳しく見てみたらメタメタに固着&片伸びしており、手で引っ張れば簡単に外れそうなほど。だから交換してこいって言ったダルォ!?
昨日の原住民ホモに工具を貸してもらって張ってみても、走れない事はないけど片伸びのせいで完璧な遊びの適正地が出ない。今日向かう襟裳岬みたいなガチ過疎地で万一走行不能になったらヒグマのおやつは確定的明らかなんだよなぁ。
よし見捨てよっか(情け無用)
と言う訳で本日は、札幌市にあるにりんかんで整備するため最短ルートで向かってもらい、当職は単独で予定通り襟裳岬をグルっと経由して360km堪能し、札幌にりんかんで合流する。うんこれもまたシスターフッドだね!
じゃあな!
本日のルート
襟裳岬へ
と言う訳で、単独で北海道の真ん中から南にある先っぽのえりも岬へ向かう。
言うて現代のツーリングは、携帯の電波さえ繋がればディスコードなどボイスチャットアプリを使って、地球の裏側のライダーとも事実上のマスツーが出来る訳で、やってることは昨日までとあまり変わりはない。
千鳥走行の車間が普段より200km離れているだけの実質マスツー。
北海道は定期的に牛糞とかの肥料を広大な畑一面にぶちまけるようで、眼前に広がる景色は綺麗なんだけど、場所によっては畑に囲まれた街一つが丸々激臭に包まれているという状態になり今まさに猛烈にくさい。
脱糞したばかりの畑周辺は連発式散弾銃みたいな虫アタックを食らうし狂う^~
南下してるのにタクヤゎ青空みえねぇし気温は下がるし死にそう
昨日トイレの芳香剤ソフト食ってる時は30度ぐらいあったのに、道中のトンネルの中とか14度しかないんですけどそれは。
と思いきや、道中はずっと曇っていて景観オワッタかと諦めて居たら、襟裳岬に付かづくにつれ空は晴れ、いつしか青空に良い感じの丘陵に風力発電機まで見えるんだよなぁ。
気温もちょっと上がってきてええぞ!ええぞ!(レ)
襟裳岬
あ、これは…良いな…
今まで見た中でも上位に入る景観なのに、やはり人気が無いのかクソデカ観光バスもおらず良い感じに過疎っていて実にライダー向けの場所だった。景観の良い寂れて地味な過疎観光地こそバイク乗りの好みドンピシャよ。
そうそうこう言うので良いんだよ、こういうので。
見事な景色のお陰で、霧で大敗北を喫した宗谷丘陵のリベンジを襟裳岬で果たせた気分だな。
この地形も氷河期時代に作られたんだろうか、なんだか東北沿岸のリアス式海岸とは異なる、超巨大な岩石を転がしてその上に苔が生えた様な風景が広がって…OCです。この位置なら朝日と夕日両方が水平線に沈むさまを眺める事が出来そうで普通に一泊したいまである。
さて札幌へ向かい出発だ。
昼飯をどこで食おうか考えていると、ディスコードにホモが乱入してきて近所の海鮮屋を教えてくれたものの今日は閉店の日!(残念)襟裳岬近辺って何が有名か分からないので、とりあえずどっか止まって探そうかと思いつつふと目に着いたのがここ。
日高昆布ってコンビニおにぎりによく入ってるアレだけど、わしが居るここ日高郡が原産地だという事を今知った(無知)そう言えば札幌のバター入りラーメンが苦手なため、北海道に来てからまだラーメンを食っていなかった。
よしここで北海道初ラーメンキメよう。
ニンニクや油がてんこ盛りのラーメンを食うと胃腸とケツの穴が大乱闘テーマパークになる当職なので、このあっさりしつつもわざとらしくない昆布の風味が強い味は割と好きな方。
孤独のグルメの如く何も考えずふらっと入ったが、立地的にも観光客向けと言うより田舎に有る地元漁師向けっぽい場所だった(梅毒のグルメ)
札幌へ向かっていると、この辺は平然と3桁で卍走行する車両が多い道北道東とは違ってクッソマナーがいい。というよりイエローラインばっかりだし皆2桁しか出しておらず(感覚麻痺)びっくりするほどスローペースだった。
もっと(速度を)ちょうだい…!
札幌にりんかん
あ、ホモだ(発見)
以前大豪雨の中一緒に走った原住民ホモライダーが襲撃にやって来ていて、昆布りんごジュースのタングロンとかいう名前からして劇物の差し入れを頂いたゾ(キチスマ)
わしらもずんだサイダー買っておけばよかった(良心)
なんかこの飲み物
「世界で唯一りんご果汁と昆布エキスと融合させた飲み物です」
って書いてあるんだけど、どんな脳みそをしていたらりんごと昆布を悪魔合体させようとか考えるんですかね(畏怖)ちなみに味は意外と美味しいけど、おいしい。
飲んでみるとパッケージの見た目と説明書きのインパクトに比べ悪くなく、普通にりんごジュースをしている。なんと言うか塩と海藻ローション入れたリンゴスムージーを飲みながら酢昆布かじってる気分になるけど、少なくともずんだサイダーより100倍美味しかった(大絶賛)
北海道ツーリングでチェーン交換って相当変態だぜ?
チェーン交換したお陰で、後ろを走っている時に聞こえていた大迫真のチェーンノイズも消え、なるほどこれで安心してガバ距離ツーリングできるっすねェ~。明日で帰るって事を除けばよォー!
本日のホテル
1階にレストランまでありちょっとお高そうなビジホだけど、街はずれに有るので素泊まり7kそこそこですね。そしてビジホに来たら定番のエロビカードをノーモーションで買う。
エロビカード自販機の前で迷う奴は何をやってもダメ。
さて明日は最終日。
道南方面をチョイっと回ったら帰りのフェリーに乗り込むぞ。
最終日
本日は17時まで苫小牧のフェリーターミナルさん!?に行って乗船手続きをするので、それまでは少しだけ道南を走っていくぞ。
支笏湖
初手支笏湖にやってきた。
アイヌ語で支笏湖は「シコツコ」と読むんだけど、ほんと北海道の地名は初見殺しが多くシコシコと読みかけた(小学生)すまねぇアイヌ語はさっぱりなんだ。
なお支笏川(シコツカワ)は「シコッペ」と読み、あながちシコシコも間違いではない気がする。窓際行って、シコッペ。
アイヌ語辞書を引くと
「草生える」はおそらく「ムン(草) ヘトゥ(生える)」
「野獣」は「キムンペ」っぽいな(淫夢で学ぶアイヌ語)
アイヌは幼名に魔除け目的で汚い名前を付ける伝統があるそうだけど、キムンペ先輩が100年前アイヌに存在していたら多くの子供が田所浩二になっていた可能性が微粒子レベルで存在している…?
ちなみに以下のアイヌ語は無学な当職でも何故か意味が分かる。
「トア↑ンタ↓」
「チャウナライェ、ホクレ」
「アン~ エアラキンネ シポロ…」
「チュニ…、チセキタイ ヌ…、スクシチレ?」
「ホ^~ エセ^~」
水質透明度共に中々。
北海道のカルデラ湖は透明度も高い、水質もいい、イワナも美味しい、ビキビキビキニ1・2・3位を独占しているそうだ。日本一やお前!
支笏湖を一周通称シコイチして次は洞爺湖へ向かう。
洞爺湖
これもアイヌ語が由来で洞爺はトウヤと読む。
読みづらいのでとりあえず力也湖と命名しよう。
山が盛大に爆発して出来たカルデラ湖だからか、巨大な湖のはずなのに周囲からは全く見えず、入り口に近づくと標高が一瞬上がり、そこから急に下ってようやく全景が見えてくる。
大昔ここには山が有って、それが吹き飛んで湖が出来上がった光景が見える見える。
こっちも水質良好で実に綺麗。イワナやイトウなど釣りも盛んらしい。
そう言えば、北海道にも日本昔話で有名なイワナの怪と同じように、ヒグマすら食うクソデカイトウ「イワン・オンネチェプ・カムイ」の伝承が有るとか。イトウって鮭の仲間だからほっとくと普通に結構でかくなりそう。
ちなみにこの辺には伊達市という宮城県仙台市由来の町がある。
北海道はその昔日本中から移民が集結し開拓され、それぞれ故郷の名前が付けられているとか。北海道伊達市は仙台、北海道北広島市は広島から来た人たちが作ったそうだ。
伊達市にはずんだはあるんすかね(汚染)
地球岬
室蘭市の先っぽになんかあったので寄ってみる(適当)
良い感じの崖と灯台が見えそこそこですね。
にしても一体なにが地球岬なのかさっぱり分からず看板を見てみると
「元々ここはアイヌ語でチケプ(崖)と呼ばれており、
それが鈍ってチキウになり,なんやかんやあって地球岬になった」
とあった。こじつけ過ぎてムン ヘトゥク
地球要素どこなのだよ。やきう民要素の方がまだあるぞ。
北海道に来てメロン食ってなかったのでメロンソフトを食う。
夕張メロン味ではないので北海道以外でも食える模様。
登別温泉
温泉の元で有名な登別って北海道にあったのか(無知)
せっかくなので北海道発温泉をキメる
本日は200kmちょいの行程なのでクッソちんたら移動中。
北海道は信号もほぼ無く流れるペースも早く、午前7時に出発して300km先の宿泊地に行くだけなら13時には到着してしまい、やる事ねぇなぁ~暇だなオイどうするよ~って羽目になるぐらいだから、200kmはもはや散歩未満のご近所レベルだ。
グーグル先生の予想到着時間よりもずっと早く移動できるので、本州のツーリングと比べると時間配分が難しい。
さて、フェリーターミナルさん!?へ向かおう。
ラストセコマ
苫小牧に到着しフェリーの乗り込み時間を待つ間、最後のセイコマで買いだめ。
せっかくだからホモライダー向けのお土産も買っていこう。
北海道らしいお土産と言えば、やっぱり北海道山わさびラーメンと山わさびポテチですかね(ゲス顔)特に山わさびラーメンは食べる催涙ガスとか内蔵大火傷とか評判のいい北海道ソウルフードなので誰かに食わせたろ(好奇心)
乗り込み前にホモが見送りに来てくれたけど、セイコマで唐揚げ貪ってたら時間ギリギリになってしまい、乗船時間も迫っていてニアミスしてしまった。
フェリーに乗りつつ、北海道ガラナと故郷の味(ゴミ)で乾杯し黄昏ようと思ったら両方激マズで狂いそう…!
北海道ガラナは甘ったるいコーラいみたいで美味しいって聞いたのにルートビアの下位互換じゃないか騙された!何というか口に入れた瞬間の味はコーラなんだけど、飲み込もうとすると飲むサロンパスことルートビアのクソみたいな薬品臭いハーブ臭&エグみが鼻を抜けて、風邪薬シロップのケミカルな甘さが後味をひくと言う。
ルートビアよりマシだけどちょっと北海道民の(味覚が)ズレてるかな…
出港ぉ^~
(北海道とはこれで)おさらばですね。じゃあな!
という訳で無事帰宅し、集めたホクレンフラッグを眺めながら思い出に浸る(クソポエマー)
今回は2300kmぐらい走った6泊7日のツーリングで、帰りのフェリーでガチ酔いして死んでた以外、幸い大きなトラブルもなく終えられた。今回は東南とか日程の都合上スルーした箇所もあるので、ガッツリ回るならあと4日ぐらいは欲しい所。
でも次は九州方面行きます(決意)
しかし、知る人ぞ知る系の見所さん!?は大概ダートのためオフ車じゃないといけないようで、下道高速区間は辛そうだけどツーセロなら北海道をしゃぶり尽くせそうだなと思った。
とりあえず長時間のフェリーはもうこりごりだよぉ^~
北海道ツーの教訓
- 寒い
- 秋用防寒具は必要
- セコマは神
- 地名が読めない
- 夜は動物ミサイル天国
- 山沿いは思った以上に東北
- 北海道っぽいのは道北道東
- 野生動物は歩く病原菌
- 下道が高速はガチ
- 卍走行遭遇時は素早く譲れ
- 町の出入口にはネズミ捕り居る
- 下道300km走るのに6時間かからない
- 簡単なキャンプ道具はいる
- 紛失で詰む物は予備を持つ
- 詰んだ時用の現金は持て
- ガラナはルートビア
- わさびが白い