ナポリタンはなぜ赤いんだ?
コナンの正体は工藤新一では?
九州大陸は実在するのか?
北に北海道あれば南に九州あり。ライダーなら一生に一度は走るべしと言われるバイク2大聖地の一つである九州大陸。しかし東北から陸路で行こうとなると片道1,300km、フェリーを乗り継いでも2日かかる距離で中々に敷居が高く、わたくしバイクの累計走行距離が日本10周分を超えるというのに、実は一度も九州の地を走ったことがない。
ここまで走って九州にたどり着かないのなら九州大陸って実在しないのでは…?と疑問を抱いたので、今から九州の存在を確かめに行こうと思う(行動力の化身)
ツーリングプラン編
まず、東北の宮城県から九州の玄関口こと北九州市へは陸路で行く。繰り返す陸路で行く。
どうしてフェリーを使わないのかと言うと、以前の北海道ツーリングで大荒れの太平洋にボコボコパンチ食らってゲロ酔いし散々な目に遭ったから。フェリーとか人間の乗り物じゃあないんだよ!なので陸路で行く(鋼の意志)
だいたい片道1300kmぐらいかな?高速を2日間ガンギマリ走行すれば到着するだろう。
せっかく地の果へ行くついでだ。本州最西端にある山口県もちょいとつまんで、3日目に九州へ上陸といこう。
今回のツーリングにおける方針は「行ける所まで行って適当なホテルを見つけて十分に休む」体力管理に重点を置くためキャンプはせず、全日ビジホ泊かネカフェ個室泊にしよう。よし、完璧な計画だな!ツーリング最大の弱点である雨さえ降らなければ何も問題はあるまい!
装備編
おバイク
俺はninja250で行く!
長距離を走る時に600ccあるくせに何で250ccと毎回言われるのだが、250の方が様々な意味で楽だからだ。
そりゃあ確かに排気量がデカイ方が高速を延々走る分については断然優れているのは間違いない。しかしninja250は航続距離が長く、静かで熱量も少なく取り回しも楽。万一出先で故障したとしても補修パーツはすぐ手に入るし、免許取って以来の付き合いでバラし方や構造を熟知しているから、大抵のトラブルにも自力で対処できる。
要するに履き慣れた靴で歩きたいのだ。
ジャケット
コミネマン夏のフルメッシュ装備にしよう。
現在は5月上旬で出発地は22度、目的地は28度とかなり気温の差があり、出発地では冬装備を着たいし目的地では夏装備を着たい。そうは言っても夏冬両方の装備を持っていくほどの積載的余裕はなく、それならば現地に合わせ夏装備が最適だろう。寒かったら着込めばいいのだ。
持ち物
- 積載
- コーナン ホムセン箱(45L)
- 増設したホムセン小物入れ(9L)
- ツアーシェルケース(両側で40L)
- 謎中華タンクバッグ(5L)
- 衛生
- 小分けした石鹸/シャンプー/タオル/歯ブラシ/カミソリ/爪切りなど
- 小分けした洗濯洗剤
- 小分けしたハンドソープ
- アルコールスプレー
- うちわor卓上ミニ扇風機
- ファブリーズ
- 薬
- 湿布
- 胃腸薬
- ビタミン剤など
- オロナインなど消毒液
- 絆創膏
- 腰痛対策のコルセット
- 使い捨てマスク数枚
- 蚊取りグッズ
- 虫除けスプレー
- かゆみ止め
- ホッカイロx20
- 衣類
- 下着6日分
- セーター1枚
- 捨ててもいいライトダウンジャケット1枚
- ネックウォーマー3枚
- 予備の使い古したメガネ
- 薄手のインナーグローブ
- 適当な帽子
- 衣類圧縮袋
- ガバガバ銀マットアーマー(これを参照)
- 電子機器
- タコ足USB充電器
- USB充電ケーブル7本ほど(長さ4m超えは1本以上必須)
- 予備の使い古したスマホ
- 予備のシガソケUSB充電器(シガソケがあれば)
- タブレット
- 20,000mAh以上のモバイルバッテリー
- カメラ
- 雨具
- ワークマン合羽
- 謎中華ブーツカバー
- ハンドワイパー
- ワークマンの分厚いゴム手袋
- 防水用にダイソーのデカいビニール袋x5
- 折りたたみ傘
- 常備食
- 500mlの適当な飲料x1
- 一本満足バーx5
- ハイドレーションシステム
- 割り箸(簡単な食器とコップがあれば尚良)
- その他
- 予備の鍵
- 予備の現金
- 予備のクレカ
以上。
箇条書きにすると結構な数に見えても、クソデカいキャンプ装備がないだけ簡素な装備になった。どれぐらい簡素かというと、整頓とかパッキングとか何も考えず箱へ全部雑に放り込んでも余裕があるぐらい簡素。
積載限界ギチギチまで詰め込んで出発すると、お土産を買い足したりなんだりで後々苦労するのは常識だ。積載の余裕は心の余裕。隙間は残しておこう。
まさかいくらなんでも流石に雨は降らんだろうと思いながらも、一応念の為石橋を叩いて砕く気持ちでサイドバッグに入れる荷物はダイソーのビニール袋で包んでおこう。タナックス純正の防水カバーなんぞ信用ならん。ビニール袋に入れて突っ込んでおくのが最強の防水法だ。
1日目~出発~
時は満ちた。
これより九州ツーリングへと出発する。丸太は持ったな!行くぞ!
快晴の中、初手東北道で南下開始。
移動日の本日は650kmぐらい走り、静岡と名古屋の中間にある寂れた市を目指す。ご時世的にデカい都市には一切寄らん。当初の方針通り行ける所まで行って適当に宿を探そう。
なんやかんや静岡付近にやってくると、原住民のおじさんが中華食わせたるから愛知県の下の方にある豊なんとか(曖昧)という場所まで来いとかいう。わぁい!(小学生)
豊…豊なんだっけ?(池沼)
なんか豊川とか豊橋とかそんな感じの地名だった気がするのでその辺を目指し、適当なホテルを見つけてチェックインしていると、どうやら豊川でも豊橋でもなく60km西にある豊明だった模様。
豊から始まる地名が多すぎる愛知県側に問題が有る。
なんやかんや合流して中華を食う。
ちなみに予定通り豊明まで行っていたら、甘口抹茶小倉パスタ(意味不明)や土鍋にてんこ盛りした辛いマンゴーかき氷(意味不明)を出すことで有名な喫茶マウンテンに連れ込まれていた可能性が高く、既の所で命拾いした。いかん危ない危ない…(レ)
2日目~移動日~
そんなこんなで2日目。
TKGW様路面が濡れているように見えるのは私だけでしょうか…?
ダメみたいですね(雨)
大変不本意ながら本日はいい感じに雨雲の襲撃を受けてまーす!なぁに見れおれすぐ晴れる。雨雲の切れ間見れるし言うてクソザコ通り雨でしょ(舐めプ)本日は快晴予定の中、愛知県から九州ののお隣り山口県まで一気に650km走るぞ。
せっかく雨が降ってきたので新しく作ったハンドワイパーを出動させる。
こいつは自動車の洗車で水切りに使うハンドワイパーを短く切り詰め加工したもので、雨の日は水滴で見えづらくなるヘルメットのシールド拭きとして持ってきた。お客さまぁ♡瞬き禁止でご注目♡(QVC福島)
水切り性能は素晴らしく、さっと一吹きで水滴で曇った視界がクリアになる。
主に撥水スプレーが機能しない時速60kmぐらいの走行や、雨上がりの道を水しぶき上げて走るトラックの霧吹き攻撃で視界が糞まみれになった時など、さっとシールドを拭けて役立った。
紐を繋ぎタンクバッグに差し込んでおけば直ぐに使えて落とすこともないしな。
あっそうだ(唐突)
広島~山口付近のSAで雨雲にボコボコパンチ食らっていた辺りで、そう言えば広島のお好み焼きって食べたことがないなと思い、適当におみやげコーナーでこれを漁ってきた。東北は関西風が主流なのだ。
…んまぁ、そう
美味しいし味自体は広島の方が好きだけど、でもこれお好み焼きと言うよりクレープで挟んだ焼きそばだと思うんですけど(宣戦布告)所で「広島”風”お好み焼き」とうっかり口走ると、こっちが本家じゃボケって襲撃されるってマジ?
さて、無事山口県まで到達すると空はすっかり晴れて完全勝利。
次からツーリングほんへ開始だ。軽く山口県ペロペロしたら、いよいよ九州へ上陸すっぞ。
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