ninja250に限った話ではないけど、バイクも自動車もバッテリー電圧が低下すると電装系がおかしな動きをするときがある。
前回バッテリーが寿命になった時は、セルモーターを回すとメーターがふっと消え、エンジン始動すると再び点灯するという謎の動きをし、5年目のバッテリーを積んでる今現在はコールドスタート時に限り、キーオンでたまに燃料ポンプが始動しない現象が発生している。
試しに電圧を調べてみると
- キーオン:13.0v
- アイドリング:12.1~12.6v(オートチョーク終了後)
ちなみに前回のバッテリー寿命時は
- キーオン:12.3~12.5v
- アイドリング:12.5v前後(オートチョーク終了後)
うーんこれは…………交換!!
現在積んでいるのは1.8万したAZのリチウムイオンバッテリー ITX9-FPで、従来の鉛電池より軽量・高性能・超寿命を謳っているものだが、リチウムイオンバッテリーの欠点として高温と低音に弱く、冬場気温が下がった際は始動に必要な電圧を取り出せない場合もあり、単に冬だから調子が悪いという可能性もある。
が、出先で突然死されてはかなわないので交換!交換!さっさと交換!しばくぞ!
と言う訳でシートを外す。
どこぞのタンク上げないとバッテリーにアクセスできないバイクとは違って、シートとサイドカバー、ネジ4本外すだけでアクセス可能なのは非常に楽。
バッテリーを外すときはまずマイナス、次にプラスを外す。
たまに脳死で作業しているとどっちを先に外すか分からなくなる時が有るので「これマジ?広がるプラズマ」「戻す時はリバ」と覚えよう。
AZのリチウムイオンは鉛バッテリーに比べ4倍の寿命らしいのだが、まぁ2年持たなかったクソザコ謎中華バッテリーに比べたら4倍なので良しとしよう。
取り外したついでにバッテリーのコンディションを確認してみると…ランプは3つHi状態でなんかまだまだ寿命はありそうな気配もする。でも交換(無慈悲)限界まで使い倒したいからくれって人いたら取りに来い。
新しいバッテリーは台湾ユアサでもいいけど、ハズレ有りのバッテリーガチャとかいうリスクを取るよりかは、かしこいので最初から天井まで全力課金します。
という訳で次のバッテリーは、やっぱり王道を征く…GSユアサ(YTX9-BS)ですかね。
端子を軽く磨き元に戻して時計を設定しなおして交換完了。
使い終わったバッテリーは一部のガソスタかバイク用品店に持ち込めば回収してくれる。電話して回収可能か聞いてみよう。
さて交換後の電圧は…
普通だな!
セルの勢いも気持ち良くなった気がしていうほど変わらなかった。今回の交換はバッテリーの突然死を防ぐ予防的なものだったから…(震え声)