(今年のバイクシーズンも)終わりやね。
東北の山々はとっくに冬季閉店の日を迎え、平野部も1月下旬みてぇな気の早い爆裂寒気団に侵されてもう気が狂う。ゆるして(瀕死)
さて、今年も走り納めにと10月ごろから各地へぼちぼち走り納めにと走り回っていた際に
「佐野ラーメンって言うほど美味いか?」
と、以前栃木県にて微妙な顔で食した佐野ラーメンを思い出しコケにしていた所、地元民が 本 物 の佐野ラーメンと栃木のソウルフードを食わせてくれると言うので、再び栃木県まで行ってきた。
地元民のニハリおねえたまと合流。オッスお願いしま^~す。
さて、せっかく大都会栃木県に来たのだから、佐野ラーメンの前に何か観光でもしてぇなぁ。栃木って何が有るんですかね(禁句)
曰く、栃木県南の代表的な名勝地は田んぼと田んぼと田んぼだそうで、何もないなこの県は(ド正論)いや実際に走っていても宇都宮を過ぎるとマジで何もない。那須だけかおまえん所は!
猫神社
という訳で、地元民だけが知る系のスポットに案内してもらったのが、猫が集まる猫神社。
大勢の地域猫が可愛がられている場所のようで、無類の猫好きである当職はぜひとも行ってみたい。岡山県にある猫の細道で遭遇猫0匹という大敗を喫したリベンジを栃木県で果たすとしよう。
ネコチヤン!?(興奮)
家猫と思わしき首輪付きや、耳カットの地域猫がうろうろしており、もう神社一面猫まみれ。
当職は屋内で猫と一緒に居るとくしゃみが止まらん系の猫アレルギー持ちなので、抗ヒスタミン剤ガンギマリで挑むか、はたまた風通しの良い屋外でしか猫に触れないのだ(人の業)
死ぬほど酷いアレルギーではないんだが、くしゃみしてやかましくしていると、ネコチヤンが「こいつうるせぇなぁ」とクッソ迷惑そうな顔で離れていくんだゾ(悲しみ)
*
ω
普通に触らせてくれる人懐っこいのが代わる代わるやってきてモフり放題。ここ極楽に…ここ極楽だった(自覚)
ところで猫神社の正式名称、なんて名前だったかなぁ…
な、なんだこの神社は!!開示だ開示!!!!!
数回絶命しながら長い長い階段を登るとまずまずの景観。
御神体の周りに猫が居ないのは、空気を読んでいるのか、はたまた上まで登ってくるのが面倒なのか。
しまだや
ネコチヤンを堪能したらお次は佐野ラーメンを食いに、90年代のインターネッツ黎明期からやってきたデザインの公式HPを構えるしまだやへやってきた。
佐野ラーメンはだいたいどこでも食えるけど、F**cサインで煽ってくるご当地畜生で有名な「さのまる」を貼っている店なら本物の麺を使っているそうで。
それはそうと、結局佐野ラーメンってどの辺が佐野なんすかね(純粋な疑問)
食してみて分かったのは、何が佐野なのか分からないことが分かった(無知の知)
竹を使って麺を打つぶっとい稲庭うどんみたいな平麺は確かに独特で、しかしそれ以外はこれと言って特筆することもない普通のラーメン。地元民のニハリおねえたまに正解を聞いてみると、特徴のないのが特徴の様で、なるほど!と膝を打ち宇宙猫になった。
いもフライ
宇宙猫になっていると、どうやら佐野ラーメン自体はあくまで観光客向けの表の名物。宮城県の牛タンとずんだの様に、栃木県南民が愛する裏のソウルフードが有ると言うことで連れてこられたのがここ。
農家直営いもフライ&やきそば ぽっぽや - 佐野市のいもフライ・やきそば|栃ナビ!
大通りから外れた場所にポツンと建った駄菓子屋めいた謎の店で売られている謎の串揚げ、その名もいもフライ。
文字通りジャガイモに衣を付けて揚げた、何の変哲もないシンプルな物で1本60円。これフライドポテトでしょ(名推理)揚げたてではなくソースが十分に染み込むまで冷ましてからが食べるのが通らしい。
これフライドポテトじゃね?と思いながら食べてみると、これがまた思ったよりおいしい。
まぁ揚げた芋という致死量の油と炭水化物の塊が不味い分けないのだが、練った芋ではなく蒸した角切りジャガイモそのままを揚げた食べごたえのある食感と、佐野市限定フルーツソースのお陰で、フライドポテトと言うよりは、揚げたバター抜きジャガバターに甘いソースをぶっかけたものに近い。
ご当地ラーメンよりこっちのほうが好みだな。
なんてやってたらニハリおねえたまがパンクしました❤
ブスリ♂
持ってて良かったパンク修理キット。
三県境
県と県の境目、県境と言えばだいたい険しい山の中にあって、しかも3県の境目となれば簡単にお目にかかれないものだが、栃木にはグンマ・埼玉・栃木3県の境界線がその辺の田んぼにあり気軽に見に行けるという珍しいスポットが有る。
ところでキミなんか排気量縮んでない?
所で、これ田んぼの水で揉めたらどこの県警が来るんだろうか(サクナヒメ並の感想)
この水路を中心に手前がトゥチギで奥がグンマ、左がサイタマ。やべぇ…パスポート持ってきてないからグンマに入国できないゾ…
2年前に観光地化するため整備されたそうで、一般シルバー人材センター爺が観光案内をしていた。
そんなわけでハートの溜池でくだを巻いたら今年のバイクシーズン終わり!平定!
今年の冬は総額でボロいセロー一台買えそうなぐらいの大規模メンテをやるぞ。積もり積もった足回りや駆動系の総取っ替えをやるんじゃ。